新しいボアアップキットは前回と同じくクリッピングポイント製の88ccです。
武川製やキタコ製と比べると安価だけど耐久性には問題はないと思う。
前回は油温センサーの取り付けを、バンジョーボルトでホース繋いでアダプタ付けてましたが、
これだと走行すると表示する温度が下がったりホースが場所を取ったりと面倒でした。
なので今回は、バンジョーボルト取り付け個所をボルトで塞いでセンサー取り付けを考えてました。
…でもこの方法、オイルライン塞がないか?と不安になったので現物を見て確認することに。
…。
ダメじゃん。
なぜ確認しないで行けると思って部品買ってしまったのか。
画像付けて解説すると、
1.オイルポンプから来たオイルはシリンダーの溝を通ってバンジョーボルト(下)へ
2.バンジョーボルト(下)からホースを介してバンジョーボルト(上)へ
3.バンジョーボルト(上)からスタッドボルトを通す穴を介してカムシャフトへ
という感じになっています。
やらかしたり色々とで適当なM10ボルトで塞いでたことがありましたが、
直すまでその間カムシャフトにエンジンオイル行っていなかった訳ですね。…大丈夫かこれ?
カムシャフトは新品に交換するからいいけどロッカーアームは怪しい。
…腰上だからエンジン下ろさなくても作業できるから問題出てから対処してもいいか、うん。
因みに純正49ccシリンダーの場合はオイル取り出し口はないのでスタッドボルト穴直通、
武川製の場合は同じ場所に取り出し口があるけど塞いでも大丈夫な流路になっていて、
キタコ製はクリッピングポイント製と同じらしい。今回、武川製と同じで行けると思ってしまったぽい…。
今回買ったクリッピングポイント製は、前回と変わってオイル取り出し口無しタイプです。
でも付いてきた部品を確認すると、ホース介さないだけで部品の内部をオイル流れる感じです。
この辺からの情報でもボルトで塞いでも行ける、と勘違いしてしまった訳です。
…まあ致し方ない。M5センサーであれば工夫すれば幾らでも付ける方法はあるはず。
この部品のネジを外して穴拡大してM5センサーを付ける方法もありますが、
部品の厚みが8mmだったりM5センサーのネジ締まるのが5mmほどしか無かったり微妙。
だけどバンジョーボルトがアルミ製なのでそれに穴開けてM5センサー取り付けてもいいし、
ダブルのバンジョーボルト付けてニップルを加工してM5センサーを取り付ける方法もありそうだし、
色々と手段はありそうなので何とかなるとは思います。今回買ったM10ボルトは使えなさそうだけど…。