今日は(私のブログではよくある)トピずれですが、昨年のある日の出来事です。その日は妻の仕事が忙しい日だったのにばたばたしていて夕食の準備が遅れてしまい、午後7時過ぎに準備を始める羽目に。パスタの予定だったのでまずお湯をわかさなきゃ、といつもうちで愛用しているでかい鋳物の鍋をキャビネット最上段からとりだします。大物ばかり収納している大きなスペースなのですが、鍋を取り出そうとしたらその後ろに重ね積みしてあったステンレス製のざるが数個(サイズがいろいろあります)どどどどっと手前に倒壊。
横着せずきちっと鍋を取り出してカウンターに置いてからざるを積みなおせばよかったのですが、スピードモードだった私は右手で棚から半分以上出た状態の鍋を抑えながら左手で棚の奥のざるを積み直し。ところが積みなおしたざるの塔は手を放すとまたすぐ倒壊。やり直してもまた倒壊。(下に平らでないものがあったのです。取り出した鋳物の鍋が奥のざるの塔を支えていたわけですね。)
悪戦苦闘しているうちに右手側の注意が散漫になっていたようです。鍋がバランスを失って落下し始めたのに気づいた時は右手のグリップを既に失っていました。指先から鍋がすり落ちる感覚が事の重大さを瞬時に本能に伝えます。不可避の顛末を予期しながらも壊れないで…と一縷の望みが脳裏をかすめ……
総重量5kgの鋳鉄の鍋はよける間もなく私の左膝に激突して台所の床へ。倒れこんだ私の頭に諸悪の根源のざるがばらばらと落ちてきます。痛みが収まるまで暫く動けなかったのですが、やっと鍋をチェックすると10cm近い大きな亀裂が。ああああこの鍋もう完全に使い物にならない。でもまずは怪我の程度を見極めなければ。アラ還で膝なんて砕いていたら人生10年短くなる可能性もあるのでなかなか収まらない激痛は恐怖でした。
夕飯の準備は私の番だったのに結局動けない私はアイシングで膝を抑えながらパスタにのせるイタリアンソーセージだけの担当。プタネスカとペストは作り置きの冷凍をレンジで温めるだけですが、パスタ、サラダなど他はすべて妻にやってもらう羽目に。
破損したうちの主力の鍋はルクルーゼのフラッグシップモデル、丸形ダッチオーブンの4.5クォート。ネットで購入価格を調べてダブルショック!$420!? いい品物で高いのはわかっていたけどあーあ。すごく重宝してたのに。たかがパスタゆでるのにそんな大仰な鍋使うなよなー、というご指摘はそのとおりなんですが、この大きさの鍋を複数揃えるのも場所をとるし。無様に腫れあがった膝のじんじんする痛みもあいまってがっくりです。全部私の不注意のせいなんですが。
重宝してた鍋にはいった亀裂。でも写真で見るとこの鍋だいぶ年季がはいってます。かなり使い込んでたってことですね。
もちろんこの事件以来重いアイテムは全てキャビネット最下段に移してあります。……あるはずです。どうかな?全部じゃなかったかも。
