前々回、前回の投稿の続きで、私の初海外のアイオワでの農場の思い出です。
さて、実弾装填済みのライフルを手渡された私は一瞬凍り付きます。うかつな動作をして銃が暴発したら?あるいは農場主かその相棒が私の動作を誤解して身の危険を感じたとしたら?私はライフルの銃口を上にして捧げ銃みたいな感じで突っ立っていました。中学生のときにおもちゃのエアガン(BBガン?エアソフトガン?)で友達とよく遊んだけど本物を手にしているなんて。
私はそのままの姿勢で「立射?伏射?」と聞いたらどっちでもいいよとのこと。立射で全然当たらなかったらつまらないので伏射かな、と思ったところで今までのんびり座っていた傍らのピクニックテーブルが目につきました。「ここから撃ってもいい?」「全然OK!」 というわけで銃口を上に向けたままゆっくり座ります。これセーフティかかってんのかな?とその時になってやっと思い付き、聞いてみたらやっぱりかかってました。そりゃそうだよね。かなり緊張してたみたい。
セーフティはかけたままでゆっくり銃口を標的側に倒し、スコープを覗きます。おお…… よく見える!こんなに拡大されるんだ。ちょっとした望遠鏡みたい? 準備OKと農場主に伝えてボルトアクションとセーフティロック解除の方法を確認。(ちなみにこの点はおもちゃのライフル型エアガンとほぼ同じだったような) 弾丸は薬室に。セーフティロック解除。波動エネルギー充填120%。射撃準備完了。
照準器の中にはいった空き缶に狙いをつけます。そのままスコープから目を離さずにこの時初めて引き金に人差し指をかけました。銃床はピクニックテーブルと私の肩でしっかり安定しているので照準器内の缶は驚くほどぶれません。それでも呼吸を整えて… 射撃系競技の経験はもちろんありませんが、呼吸って大事ですね。スコープ内の十字線を缶のど真ん中に定めてゆっくり引き金を絞ります。引き金を引き切っても何も起こらなかったらどうしよう、と一瞬思った瞬間、銃声。
私の初射撃。反動は思ったよりずっと軽かったです。でも命中した?缶は破裂しないし水しぶきも上がりません。確かに缶のど真ん中だったと思うんだけど。銃を持つ手をテーブルの上そのままにして後ろを振り向き、今の当たった?と聞いてみましたが、「空の空き缶に当てたと思う。今度は今の缶の右下のやつ狙ってみて」 そうか。空のやつを狙っちゃってたわけね。たははって感じです。
2発目。言われた通り右下の缶に狙いを定めます。スコープの中の缶は相変わらず安定。1回目と同じようにゆっくり引き金を絞って… そして銃声。今度は明らかに命中!派手な水しぶき。やったー!気分爽快。周りも歓声を上げてくれて思わず笑みが。続けて3発目、4発目。これも命中です。でも水で満たした缶はこれでおしまい。あとは数発、水の入ってない空き缶を狙いました。スコープを見ていると水が入っていない空き缶も命中したらわかります。でもこれってすごくストレス解消に効果的かも。
ピクニックテーブルからのライフル射撃はほぼ全弾命中でした。あそこまで安定させたら30m先くらいの標的ならーーきちっと調整された照準器があればーーど素人でも命中させられるってことですね。ちなみに空き缶の大きさは直径10㎝から15㎝くらい、アメリカンサイズのスープ缶とかで結構大きかったです。
破裂した空き缶を片付けて、次はショットガン。次回に続きます。