実は11月にまた一時帰国をすることになりました。2か月近くも先の話なのにさてどこで何を食べようか、なんて気が散ってしょうがありません。でも航空券の高いこと高いこと。格安券でも普通のルートだと往復$2,600。欧州経由や香港経由だともっと安いのですが、時間かかりすぎなのが大難点。昔格安航空券なんていったら往復$500-$800、結構最近でも絶対$1,000以下だったよねー、あーあ、なんていつもながらがっかりなわけですが、ふと…今日本からならいくら?

 

すぐ調べてみました。同日で同じ便で逆方向…なんと、11万5千円!今の147-148円/USドルのレートだと$780!これはすごい。昔と同じような値段じゃん。いくら何でも差がありすぎ。当然日本から逆方向を買えば、なんて思うわけで、航空会社、代理店等を話をしましたがそれは無理だそうです。(昔は呼び寄せ便、というのがあったんですけど)

 

片道券は更に高いので、唯一できるのは米国からの往復の間に日本からの往復をはさむ、つまり二往復分購入してしまうこと。でもそれだとそれぞれの復路、つまり次の一時帰国の日を決めておかなければなりません。さすがにそれは今のところ無理。でもこんなに差があるのなら来年以降は考慮の価値ありかな。

 

以前の投稿でも述べましたがこちらは特にコロナ禍以降、物価、特に食料品がめちゃくちゃ値上がりしています。東京の食べ物の価格は上がっているとは言えまだまだ20年前とそれほど変わらないレベル。今は米国の都市圏でまともなランチなんて最低でも$10-15。ちょっとお洒落なお店だとサンドイッチやバーガー程度で$20(税・チップ込み)超え。日本だと東京でも1000円以内でかなりまともな定食があるので、私の食料品の実感価格差は2倍半から3倍といったところです。

 

つまり1ドル150円近い現在の為替レートは購買力平価(PPP: Purchasing Power Parity)から遙かにかけ離れているということですね。もちろん物価は食べ物だけではありませんが、住居費、不動産価格を比べてみてもやっぱり北東部や西海岸の都市圏は東京より2倍から3倍位高い印象です。するとPPPからみた為替の適正レートは1ドル60円-70円???

 

もちろん実際の為替レートがPPPから乖離するのは珍しいことではありません。昔から発展途上国の通貨はPPPに比べてかなり安いレートになっています。発展途上国は政情不安定、経済基盤脆弱、治安今一つ、といった様々な要因でその乖離は説明されてきたわけですが、でも日本って発展途上国なの? もちろん違います。ご存じの通り日本円がここまで安くなっているのは「異次元緩和」に起因する超低金利、つまり日銀の金融政策の結果です。

 

日本が超低金利を維持する一方で他の経済大国が金利を上げていったことが主原因ですね。日銀は経済の活性化、消費や投資を活発化するために超低金利を続けているわけですが、現状では私はやりすぎ、有害な副作用が大きすぎだと思っています。金利が投資の活性化の最大要因であることは否定しませんが、ここ十数年(以上?)の企業の投資意欲の減退は超低金利維持だけで解決するものではない――つまりそれ以外の要因を解決しないと状況は好転しないと私は考えています。

 

めちゃ堅い話になってしまってすみません。でも帰国は楽しみです。いつ行ってもいろいろ懐かしいです。いろいろな事情で私が日本に永住帰国することはもうないのですが。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(MtF・MtX)へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村