こちらはここ10日ほど暑さがやわらいでいます。10日間予報でも熱波はないのでこのまま秋になってくれるといいんですが、そううまくはいかないかな。関東南部で相次ぐ豪雨はひどいですね。1時間当たり100㎜から120㎜の降水量なんてものすごいです。下水道や河川のキャパを超えるのも無理はありません。米国では、少なくとも北東部では100㎜/hr超えなんてほとんどないと思います。こちらでは豪雨があっても1時間どころか30分もしたら普通の雨。でも温暖化が進むにつれこういうことは今までより頻度があがっていくはず。人口密度の高い大都市中枢部を守るだけでも膨大なインフラ投資が必要になるでしょう。集中豪雨に限らず温暖化に関して将来の世代が負担するコストに無頓着な人が多すぎるのは残念です。
さて本題ですが、50代をすぎると(目が悪くて自分の顔が良く見えない私でも)顔のしみやしわ、たるみはもう無視できなくなってきます。私は既に還暦過ぎ。老化のスピードにたちうちできないことは今更よくわかっているのですが、肌に関しては若いころ思う存分日焼けした報いがきてるようでちょっと残念です。昔は日焼けは大いに奨励されていたのです。少なくとも私の周りでは。80年代までは「小麦色の肌」というのは男女問わず健康的なライフスタイルのシンボルってイメージだったような気がするんですが。
なので私の学校時代は夏になると競って日焼けするのが常でした。別に私としては日焼けしたいわけじゃなかったけど日焼けしたほうがいい、という周りのプレッシャーがありました。うちの両親ももちろん日焼け・アウトドア奨励派。日焼け止めなんてなかった(あるいは知られてなかったと思う)し日焼けのマイナス面なんて話も全然聞きませんでした。おまけに私は水泳部だったので、夏は毎日部活。泳いでない時は甲羅干し。真っ黒です。今は運動部でも日焼けから守るためにしっかり方策をとっているようで、隔世の感があります。
日焼け奨励は日本だけの傾向ではありませんでした。欧米でも同じ。特に欧州では夏のバカンスを地中海沿岸のリゾート地でたっぷり陽光を楽しむのがステイタスで、夏が終わっても日焼けしてないのはバカンスにもいけない貧乏人、というイメージがあって多少でも日焼けしてないと恥ずかしいのでみんな日焼けに精を出す――なんて話も聞いたことがあります。それがヨーロッパに憧れる米国人に伝わって、さらにそこから日本に伝わったのかな?
でも90年代後半になると日本では日焼けを避ける女性が増えてきたのを覚えています。自分のことを男性だと信じ込んでいた私がやっと日焼け止めを使うようになったのは子供が生まれてから。00年代後半でした。子供に使い始めてから自分でも使うようになったわけで、私はもう40代半ばになってました。生まれてから40年以上全く日焼け対策をしてなかったわけで、
その影響が今出てきているのも無理はありません。
余談ですが、34年前の夏、10日間ほどのヒマラヤ、ラダック地方のトレッキングツアーに参加しました。その時のシェルパのみなさん、やっぱり驚くほど日焼けしてました。チベットの人たちって顔だちは日本人とすごく似てるけど肌の色はすごく濃かったです。空が紺色になるくらいの標高4000-6000mを歩いているわけで、乾燥している気候も相まって太陽光線は強烈でした。上述のように当時は私も日焼けに無頓着で日焼け止めも持ってません。シェルパの皆さんも使ってなかったんじゃないかな。今は皆さん使ってるはず。でも日焼け止めだけではあの太陽光線を防ぐのは難しいかも。
因みにこのときのトレッキングルートの最高標高は海抜5900mちょっとの峠。未だに私の最高標高地点です。貧血(原因不明の赤血球欠乏)、緑内障などいろいろ不具合を抱えてしまった今となってはもうああいうことはできないでしょう。あのラダック地方のヒマラヤの峠が生涯最高地点になりそうです。デリーは耐え難い酷暑だったけど雪の舞う峠で感慨にふけりながら後続の仲間を待っていました。あー若かったなー。
まだ今若い皆さん、もし可能なら若いからできることを優先して実行してみてもいいかもしれません。でも危険なことはしないように。私は全然お勧めできない超無謀なことをやってしまった前科があるので。そのうちそれについて投稿するかもしれません。