前回の隕石の投稿について、現在の技術で大型の隕石の地球への衝突を防ぐことができるかというコメントをいただいたので、それについて追記です。コメントでも述べましたが、技術だけの問題なら対処できる条件(小さめで相対速度の極めて遅いものを超遠方から捕捉できた場合など)の隕石もあるかもしれません。でもその技術を生かせる機材・装備があって態勢が整っているわけではないので現状ではほぼ対応不可能だと思います。将来態勢を整えるにしても千年に一回かもしれない出来事のために莫大なコストをかけるのか、それを世界がどう分担するかという政治的な問題は同意が難しいと思います。
突入してくる天体はとにかく核ミサイルで吹き飛ばしてしまえばいい、という単純なものではありません。優先すべき対処法はとにかく軌道を変更して衝突コースから確実にそらすこと。ただ地球近辺に接近する天体の軌道をコントロールする技術はもし将来確立できれば他にも用途はあります。もし地球を周回する軌道、あるいは月を周回する軌道にのせることができれば、将来その構成物質――鉄、氷、その他の有用な資源――を宇宙ステーション等、人口構造物用の資源、資材として利用できるかもしれません。
でもまず月の資源を利用できるようにするのが先決ですね。資材を地球から送るのはめちゃくちゃなコストがかかるので、月、あるいは小惑星などに存在する資源を利用できるようになるまではSFドラマ・アニメで見るような深宇宙の大型構造物は経済的に現実的ではありません。地球外由来の材料を使って構造物ができたら人類史上の大きな一歩になると思っています。22世紀以降の話かもしれませんがちょっと夢を馳せています。
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さて、全然話題が変わりますが日本のクマのお話。去年、一昨年あたりからクマの市街地での目撃と人的被害のニュースが激増した感じがあります。メディアでは去年暮れごろまでドングリの不作のせい、との見方が大勢だったような印象を受けましたが、私はうーん、どんぐりの不作は昔から時々あったはずなのでは?こんなにクマが人里まで侵入する例が多くなるなんて前代未聞なんですけど、と納得していませんでした。
そして今年春になり冬眠から覚めたクマはさっそく(大挙して?)市街地へ。やっぱりドングリのせいだけではなさそうです。そして最近の日本の報道で特に顕著に感じるのは人的被害の多さ。米国でもクマが目撃されることはよくありますが、ここ数年で特に増えた印象はありません。日本の最近のツキノワグマは米国のクロクマより危険なのかな?アメリカクロクマって音を鳴らしたりしたら警戒して姿を消す場合も多く、目撃したら駆除せざるを得ないほどの危険な印象がないんですが。(米国でもグリズリーは日本のヒグマと同様極めて危険です)
日本でのクマの市街地進出急増の原因が早くはっきりしてほしいですね。どうも短期的な傾向ではなさそうな雲行きになってきました。北日本、東日本を中心にかなり広い範囲でここ数年で一気に問題化したのはなぜなんでしょう。クマ同士で人里のほうが食べ物多いよ、なんてSNSで情報シェアしてたりして。 ○○市はコスパ高い、とか口コミされてたりして。 登山、トレッキング、ハイキングやキャンプなどアウトドア活動が怖くなってしまったのは残念です。日本にも素晴らしい自然がまだ残っているので。