先週の投稿についてちょっと追記ですが、あの投稿の後で日本語で「数日」というのは若い世代ほど短く解釈する傾向が強いという記事を読みました。私の日本語は日本への長期出張が多かった2000年代初頭まででほぼフリーズしているので若い世代のみなさんと多分ずれているんだと思います。記事によると若い世代は「数日」を23日ととらえる方が多いとか。そしたら半月かもしれない英語の「several days」とは結構開きがでてきますね。でもなんで「数日」の期間が短くなったんだろう?

 

それはおいといて、今日の本題です。ちょうど1週前の土曜のこと。その日は朝からかなり風雨が強く外出は控えていました。午後になってようやく嵐も収まってきたかなという頃、家の外で度肝を抜く突然の大音響。窓ガラスがびりびり震えます。すご……  今のいったい何?! 近所に落ちた雷?雷雨ではなかったし稲妻もないし、至近距離の雷の鋭い破裂音ではなくやや長めの音。大爆発の音って感じ。一体なにが近所で爆発したんだろう?ガス爆発?慌てて窓から周りを見回してみましたが炎っぽい気配も煙も全く見えません。あれだけの大音響なのに。

 

まあとりあえずうちじゃなくてよかった。そのあとしばらく様子を見ましたが何の音もせず緊急車両のサイレンも聞こえてきません。もしかしたら十数キロ離れた工業地帯の大事故かも。あれだけの音だったらかなりひどい事故のはず。でもそれならあとでローカルニュースでチェックしよう、と思っているうちに忘れてしまいました。ところがこの大音響はうちの近所、うちの街だけではなかったのです。隣町もその隣も、それどころか都市圏全体、隣の州でも聞こえてSNSで大騒ぎになっていたようです。

 

あの大音響から30分ほど後には全国ニュースが。なんと原因は直径1.6メートルほどの隕石でした。それが大気圏に突入したときの衝撃波があの凄まじい爆発音だったというわけです。NASA によると隕石の質量は56トン。北西から南東へ向け75,000 mph (秒速33.5)のスピードで大気圏に突入。2 秒ほどで燃え残った破片は海に落ち、地上での被害は確認されていないとのこと。(因みに低軌道を周回するの宇宙船や宇宙ステーションは秒速8㎞弱なのでその4倍以上ですね)

 

後で数百㎞西の晴れていた地域からダッシュカムにとらえられたビデオをみましたが、そのリンクを下に載せておきます。この映像は数百㎞離れたところからですが、隕石は大気圏突入後うちから20㎞ちょっとの辺りの上空を猛スピードで突っ切ったはず。晴れていてあれが見えていたらすごかったろうなと思いました。生きた心地がしなかったかも?遊星爆弾みたいだった?とにかく被害が出なかったのが何よりです。もし運悪く航行中の航空機の近くを破片が通過したら無事では済まなかったでしょうし、30㎞ちょっと落下点がずれていたら人口密集地に鉄分たっぷりの破片が降り注いでいたかもしれません。30㎞ちょっとなんて天文学的には誤差以下の話なので。

 

 

隕石突入の衝撃波なんて生まれて初めて。マッハ100のスピードの物体の衝撃波だったなんて。残りの人生でも二度となさそう。生きているといろいろあるもんですね。
 

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