東京は今日は真夏日の予報だそうですね、こちらの今(午後11時)の気温は5 ℃。5月末としてはかなり肌寒いですが10日ほど前はこちらも35℃まで上がりました。寒暖差が激しいのは大陸性気候の特徴です。

 

さて、渡米してまだ5年も経ってないころ。私のアパートに友人から電話がかかってきました。ネットどころかまだ携帯もない時代なので受けたのは固定電話。何の話だったか全然覚えてませんが、話の途中に友人はちょっと後でかけなおす、「will call back in a few minutes」とのこと。オッケー、 a few minutes ならまあ23分くらいかな。日本の中学英語では a few 23くらいと習ってたのでそれじゃ電話の近くにいないと。トイレくらい行っといてもいいかな。

 

いずれにしてもなんか別なことを始める余裕はなさそうなので、2分後には電話の近くでスタンバイ。ところが5分経っても電話はかかってきません。10分経った頃にはさすがに待ちきれず、こちらからかけてみましたが留守電に。うーんどういうことだろう。20分後もう一度かけても通じず。さてどうしよう?

 

生まれたときから携帯がある世代の皆さんには信じられないかもしれませんが、23分後にかけなおす、と言われたからには外出もできないし。20分たったらいつかかってきてもおかしくない?それとももうかかってこない?30分後以降もこちらからかけましたが留守。ここまでくるとイライラを通り越して一体何かよくないことがあったのではという心配ももたげてきて他の用事を片付けるのも手が付かなくなってきます。

 

ようやくかかってきた時は「in a few minutes」と言われた時点から1時間を軽く超えていました。何があったの、心配したけど、という私の問いに「え、いや別に」と全く全然悪気のない様子。「call back in a few minutes て言ったからずっと電話の傍で待たざるを得なかった」というと驚いた様子で「え、 a few minutes って英語だと2030分くらいでも使う」とのこと。でも70分以上待ったんですけど。かなり納得いかない経験だったので35年経った今でも覚えています。

 

その後他のネイティブ米国人の友人たちにも「a couple of」「a few」 「several」など(日本の学校ではそれぞれ23(個)の、数(個)の、と教わったはず)の言い回しについて聞いてみました。よっぽど納得いかなかったんですね。それによると一番少ないのは「a couple of」でたいていの場合23、多くても5。次が「a few」で210くらい。「several」だと5くらいから10超えることもある、まあ15以内かな、という印象でした。学校で習ったよりかなり幅が大きい感じ。ただ米国人もこれば個人差が大きい、と言ってました。でもこんなことで個人差大きかったらコミュニケーション困るんじゃないの?

 

米国ではこういった言い回しをされた場合は中学校で習った意味よりかなり幅をもって構えていないとイライラすることになるかもしれません。なぜこんなことを思い出したかというと、トランプのイラン攻撃関連のコメントにたびたび登場する「several days」「several weeks」という表現。日本のメディアは(当然)これを数日、数週間と訳すわけですが、日本人の読者はどのくらいの期間と解釈しているんだろう、と気になったのがきっかけです。上述のように「several」が「5から10超えることもある、まあ15以内」ということであれば「数日」が半月だったり「数週間」が4か月を意味してるかもしれない?人によってはもっと長いかも。

 

日本語の「数日」は私の感覚では5日から8日くらい。でもこれも人によって違うんでしょうか。気になったので日本語、英語ともにそれぞれをAIで調べてみましたが、AIの結果は私の感覚とそれほどずれていませんでした。「a few minutes」で70分以上待たせて悪びれてないのは35年間破られていない不滅の記録です。日本語だとこの点でずれた記憶はあまりないんですが。

 

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