何をググっていたのか覚えていませんが、スクロールダウンしてたら「ファイナルファンタジーVIII リメイク予告編」なる YouTube のビデオが目につきました。え、ファイナルファンタジーVIII(以下FF8)のリメイク? 人気シリーズ中でも特に人気の高いFF6、FF7、そしてFF9に挟まれて影が薄いFF8 をリメイク?FF7の次リメイクやるならFF6 かと思ってた。
クリックして見てみたら、これ、実はファンによってAIで作成されたものでした。制作会社側でのリメイクの話はもちろんないそうです。現在の技術で27年前の作品をリメイクしたらこうなるかも、ということですが、映像も音楽もクオリティが高い!うわ、AIってここまでできるようになったのか、と改めて感心した次第。
ちなみに私はFF8 はプレーしていませんが、音楽は全シリーズ中でも屈指だと思っています。ハードがスーファミからPSに変わって最初のFFでしたが、カットシーンのクオリティにも驚愕したのを覚えてます。5年かそこらでFF5やFF6の画像からここまで進化するなんて。その後FF10 の高画質カットシーンから現在まで25年かけての進歩に比べるとあの当時の5年の進歩はめちゃくちゃすごかったですね。
以前からコンピュータやAIの進歩はやがて人間の作業、活動の大方を代替できるようになるだろうと言われていましたが、それでも人間のクリエイティブな創作活動、芸術に関しては生身の人間を超えることはないであろう、人間はもっとそういった活動に注力できるようになる、との見方が多勢だったような気がします。ただ今やアメブロのブログにもAIによって書かれた投稿が氾濫する時代。学究機関の論文にもAIによるものが紛れ込んでいないか確認しなければならない時代。
大まかなあらすじと登場人物を設定すればあとはAIが小説を書いてくれるようになる?場面の指定をしてゴーギャン風の絵画を描いて、と指示したら専門家も驚く絵画ができるようになる?コード(和音)付き旋律を主題用、副題用などいくつか創って、これを使って後期ロマン派に現代音楽の影響を加味した作風のフルオーケストラのピアノコンチェルトを作曲して、と指示したらどんな作品ができる?(←これぜひ試してみたいです)
ゲームでも映画・アニメでも同じこと。今はちょっと難しいかもしれませんが、あと数年もすればAIに制作を頼った作品でもかなりのクオリティのものができるようになるのでは。そんなAIによる「芸術」作品が世の中に氾濫するようになったらAIが芸術創作なんてできない、とは言えなくなる? 「AIを利用した」と「AIに創ってもらった」の境目がぼやけてくるかも。
ただ間違えてならないのはAIはあくまでもネット上の作品、情報からパターンを学習してその指示に合ったパターンのものを作っているだけ。つまりネット上の有名無名の無数の生身の人間の創作物が元になっているわけで、それ以上のものではありません。ということはもし人々が芸術作品の「創作」を(AIの方が簡単で安上がりなので)AIに任せるようになってしまったら、全体として人類の創作活動は頭打ちになる?それとも今までなら無視されていたかもしれない無名の画家、作曲家、作家、クリエイター、デザイナーなどのオンライン上の作品が文化に影響を与えるようになるから必ずしも進歩がとまるわけではない?
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この投稿のきっかけになったFF8リメイク予告編のリンクも参考までに載せときます。ここ数か月で様々なゲームの現在の技術でのリメイク、あるいは実写版などのショートビデオが次々投稿されているようです。ただ現時点では全体的に人間キャラの動きが難しそうな印象を受けました。でもAIは昨年が大ブレークの年だったようなので、数年もしたらさらに驚きの動画がどんどんでてくるかもしれませんね。
で、好奇心に負けて私もちょっとやってみました。静止画像ですが、FF8 のあるキャラを実写風に、と ChatGPT に指示してできたのが下の画像です。うわーほんとに実写っぽくなってる!恐れ入りました。こんな簡単にできちゃうなんてすごいね!
(ファイルを軽くするため実際にできた画像より解像度を落としてあります)
