手術から5週間経ち、いろいろ落ち着いてきました。痛み止めは相変わらず1日4回(タイレノール2回、アドヴィル2回)ですが、タイレノール(アセトアミノフェン)は2,3日前から1回の服用量を半分に減らしました。来週にはアドヴィル(イブプロフェン)も半分に減らせたらいいな。患部の腫れは相変わらずですが、気長に構えています。誰かに見せるわけじゃないし。

 

自宅に戻ってからのN病院との術後検診はここまで週1回のリモートです。術後6週検診は6月頭で、リモート不可(面前のみ)と聞いていたと思ったのですが、直近のリモート検診で術後6週検診もリモートOKとのこと。結局突如予定を変更してパス、ホテル等をみんなキャンセル。往復の長距離バスはしっかりキャンセル料を取られましたがそれでもたかだか20分の検診のために2日間かけなくていいのでやっぱりキャンセル。6週検診の次の術後検診は3か月検診で7月半ば。これは間違いなくリモート不可、実際の面前アポです。

 

さて、直近のリモート検診ですが――事前に患部の写真とダイレーション時の(到達した深さを見せるための)写真を送ってのぞむわけですが――「順調に回復しているようだ」とのこと。患部の腫れについてはさすがに「予想された範囲内」とは言わなくなりましたが、「こういうのは時間がかかる」のだそうです。とほほ感しかありませんがしょうがありません。

 

そして以前にも述べた通り術後6週の5月30日からダイレーションは1日3回に減らしてもよいことになっています。が、その前に橙にサイズアップすることを「強く推奨」されました。え…まだ緑で四苦八苦しているのに。あと1週間くらい緑で様子を見ようと思っていたのに。でも1日3回に減らしてから橙にサイズアップしたらその後の苦痛が長引くのは目に見えています。痛いのは覚悟の上でとにかく無理だったら無理、というつもりでがんばってみることにしました。というわけで初めて橙を試してみましたが、やっぱりめちゃくちゃ痛い!5分頑張ったのが限界でした。

 

でも懲りずに意地で翌日2回目。なんとか8分。そして3回目、苦痛にあえぎながらついに15分!終わっても暫く息があがってました。遠い昔高校で長距離走を走った直後みたいに。とにかく5月30日までに朝の1回目は緑、その後3回は橙というパターンを定着させないとその後苦労するのは必至。橙へのサイズアップは最後の難関、一番苦痛の激しいステップなので、ここ1週間程が正念場です。

 

でもほんとこんなに痛みが激しいとは病院側は一言も言ってくれなかった。サイズアップ後は徐々に痛みが収まってくるのは確かだろうけど、もしこのサイズアップの痛みの激しさをそのまま手術前の患者に伝えていたらしり込みする人が絶対でるからかな。

 

 

自宅へ戻ったらうちのライラックが咲いていました。癒される香りです。4月半ばに家を発った時は水仙もまだだったのに。
 

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