皆さま

あけましておめでとうございます。

 

ブログを始めて2回目の新年を迎えました。読んでいただきありがとうございます!

 

過去の経緯を順番に、頻繁に現在のトピックで脱線しながら綴ってきましたが、昨年末には母にカミングアウトした3年半ちょっと前のところまでお話が進みました。今年はそれ以降のカミングアウトや出来事などを投稿していきたいと思っています。もちろん今まで通り度々脱線して現在のトピックも混ざると思いますがご容赦ください。今年中には「過去の経緯」が現在に追いつくんじゃないかな、と思っています。

 

コロナ禍が始まって3年弱たちますが、こちらでは徐々に落ち着いてきています。医療施設ではマスク必須ですが、その他では屋内、交通機関でもマスクをする人は少数派になってきました。ワクチン接種、対症治療が進んだこともあり重症化する率が下がり、2回目、3回目の感染から回復する例も珍しくなくなってきたので「普通」のインフルエンザと同じような扱いになってきつつあります。

 

日本ではここにきてまた増えているようですが、日本の皆さんそして皆さんのご家族・友人が大事にいたらなかったこと、いたらないことを祈ります。重症化しやすい変異株が将来現れることは(数か月後か数年後かわかりませんが)時間の問題なので、その時に政府・医療機関が効果的な対応できるようにしておくことが肝要だと思います。

 

私の性別移行開始からは4年以上たち、昨年は女性として生活する時間が半分近くになりました。カミングアウトが進んできたので今年は半分以上を本来の性別で過ごすことになりそうです。妻へのカミングアウトまでの経緯の投稿(昨年3月までの投稿)でも述べましたが、私が自分の(女性である)性自認を必死に否定し続けたこと、そしてその結果性別移行開始が50代半ばになってしまったことの理由はよくわかっています。でも女性として過ごす日が増えるにつれ、自分の性自認が物心ついた幼児期からずっと(ぶれずに)女性だったという確信はますます強くなってきています。

 

なぜもっと早くわからなかったんだろう。なぜもっと早く移行開始できなかったんだろう。私の場合の理由は痛いほどわかっているのに自問を繰り返してしまう苦しさ。似た状況にある方が私のように「頑張りすぎ」て、二度と戻らない人生の一部を不本意な性別で耐えるようなことが減っていきますように。失うものが多すぎてカミングアウトできない状況が社会の理解によって変わっていきますように。

 

次回以降3年半前帰米した後のカミングアウトについてお話していきたいと思います。

みなさんのコメントやいいね!に支えられて何とか続けてこられました!

今年もよろしくお願いいたします。

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 性同一性障害(MtF・MtX)へ
にほんブログ村