以前の記事で述べたように、中学以来強烈な「女性になりたい願望」をもちながらそれを抑えること、隠し通すことに必死になっていたわけですが、覚えている限り少なくとも3回、「○○君女装してみてよ」と言われたことがあります。一回目は中学3年のとき、気の合うクラスの友人たちから。二回目は大学4年のとき、高校時代の友人女性から。そして三回目は社会人1年目か2年目、同期の同僚女性から。今考えると(いや、当時としても)まさに千載一遇のチャンスですよね。

 

でも結果的に一度も夢はかないませんでした。「うん、いいよ!ぜひぜひ!」なんて言ってしまうと女装したがっているみたいに見られるかも(図星ですが)、という危惧があまりに強すぎ、「うーん、そうだねー」などと言葉を濁し、やや気のない素振りでスルー。我ながらさりげなくかつ見事な演技!家に帰ってからもう一度訊いてくれた時の対応を周到に準備。しかしその「もう一度」はいずれの機会にもありませんでした。演技うますぎだったか?悲劇でしたね。その後何年も後悔していたような。

 

奥手だったうえ、当時はやや中性的な顔立ちだったという自覚はありましたが、こんなことって他の男子は言われるもんですかね。もちろん言われまくるような美少年も学年にいましたが、私はごく普通でしたので。でも今思い出してもその頃女装していたら今よりずっとパス度高かっただろうに、と後悔ばかりです。

 

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