この話は続きものです。
BLです。
苦手な方はお気を付けくださいませ。
「もう、大丈夫だよ、悠?来て?」
欲しくて待てなくて切なくて。
悠に強請った。
「ほんと?大丈夫?」
悠はどこまでも優しい。
だけど俺はもう限界で、
悠のだって見るからにもう・・・
俺はソレを掴んで、自ら入り口に宛がった。
解してもらったソコがヒクヒク動いて悠を求める。
「ちょ、恵ヤラしすぎ」
そんなの分かんない。
もうどうだっていい。
早く、埋めてよ。
じゃあせめて、って言って。
俺を仰向けに寝かせて。
腰の辺りに枕まで置いてくれて。
「恵、入るよ?」
その声が少し掠れて上擦っていて。
あ、興奮してくれてるんだ、って嬉しくて。
コクコク 頷いて息を吐く。
「・・・っ!」
声にならないほどの衝撃。
当たり前だけど指とは比べ物にならない。
痛い、だけど何だろう。
ココロの空っぽなところが満たされた様な。
無くしたパズルの最後のピースが見つかった様な。
カチッ と合わさったソレは在るべくしてそうある様な。
あ、これだ、って思った。
思ったら・・・
「・・・ふっ・・・・ぅ・・・」
幸せすぎて、泣くなんて。
意味、分かんね・・・
「恵?痛い?だいじょぶ??」
ほら、悠が心配してるじゃんか。
違うって、痛いんじゃないって言わなきゃ。
「・・・好き・・・悠っ、好きだ・・・」
あれ?何言ってんだ、俺?
そうじゃねぇだろって思うんだけど。
口が言う事を聞かない。
近寄る悠の顔を引き寄せて。
めちゃくちゃにキスをした。
呼吸すら忘れる程貪って。
だけど今は空気よりも悠が欲しくて。
俺の全部で悠と繋がってたい。
俺の全部で悠を感じていたい。
初めての事で良く分からないけど。
悠は・・・・・上手かった。
最初は痛くて苦しくてどうなるかと思ったけど。
いい感じに触られて弄られて。
恥ずかしい声をたくさん引き出されて。
顔から火が出そうな言葉をいっぱい囁かれて。
全く・・・ヤラしいのはどっちだよ、って。
俺の上で揺らめく悠が。
見たことの無い艶めいた表情で少しだけ笑う。
脊髄を直に震わせる様なその色香を纏う顔が。
カッコいいなぁ・・・なんて見蕩れてる間に。
俺は気持ちよく果ててしまったらしい。
悠の絶頂に歪む顔を見届けて満足して。
そのまま吸い込まれる様に眠りに落ちてしまった。
目を開けると、すぐそこに悠の顔があって。
すぅ すぅ 気持ち良さそうに寝息を立てている。
カーテンの脇からもう朝日が漏れていて。
俺と悠とのちょうど間に、光の壁があるみたいだ。
手を翳すと、その壁は簡単に遮断されるけれど。
俺は何故だかその壁を越えて、
悠に触れる事に小さな躊躇いを覚えた。
今はすぐに触れられる。
だけどそれも今だけの話で。
もうあと数時間後には、俺たちは離れ離れになる訳で。
心臓を鷲掴みにされたみたいに、
胸が痛くて苦しくて悲しくて。
勝手に涙がぼろぼろ溢れてきて止まらなくて。
俺、うまくバイバイ出来るのかな・・・
駅とかでこんなんなったらどうしよう。
カッコ悪すぎるだろ、マジで。
いや、我ながらキモいと思う。
音を立てないように、揺らさないように。
そうっ と俺はベッドから抜け出して。
直後、力の入らない足腰に慄きながら。
冷たい水で顔を洗う。
顔を上げると、ちょっと情けなく眉を下げた自分が映る。
ん?何だ?これ。
首んとこ、朱くなってる。
テーブルに出しっ放しのゴミの山を、
ゆっくり静かに片付けて。
ぺたり 座り込んで思い出す。
ほんの数時間前まで、スゴイ事してたんだよなぁ。
まだ何か入ってるみたいな感じするし・・・
何だか少し信じられない。
夢の中の出来事だったりして・・・
現実感が薄くて、思わずベッドに悠がいるか確認する。
さっきまでと変わらず悠はそこで眠っていて。
俺はカーテンをぴたり 閉じて光の壁を取り払う。
あれ?何でこんなとこに?
ヘッドボードにスケッチブックが置いてある。
寝る前に何か描いてたのかな・・・
俺は昨日悠が描いていたあの空を
ふともう一度見たくなって。
そっとスケッチブックに手を伸ばす。
勝手に見たら怒るかな・・・
挟んである鉛筆が落ちないように気をつけて。
ベッドに背を預ける様に床に座って。
少しドキドキしながらページを捲る。
まるで初めて悠のイラストと出逢って、
ブログへと飛ぶURLをクリックした時のように。
全部見るのはさすがに失礼だろう。
そう思って俺は鉛筆の挟んであるページを開いた。
そこに描かれていたのは・・・・・・
to be continued・・・
Love you all xxx