自分は、洋楽も、J-POPも好きだけど、
若い頃みたいに、好きになったアーティストの音楽を
夢中になって掘り下げて聴く、といった聴き方は、
もうほとんどなくなってしまった。
しかも、最近では、曲の音質にすらこだわらなくなって、
誰のでもいいから、ただ気に入った曲を、
何度も聞きたくなったら、誰かがyoutubeかニコニコにUPした奴を
CRAVING EXPLORERでMP3にして
スマホに入れて聴いているという、ヒドイことをやっている。
自分が20代の頃は、ネットもSNSもないので、
音楽と映画鑑賞は、それだけで十分な「娯楽」で
レコードやCDを買いまくって
それが、友人との話題のなかで大きな割合を締めてたけど
もうそんな感じではなくなってしまった。

でもちょっと前に、the pillowsについては
今頃になって、いいなあ~なんて思ったりした。
実は、このバンドが、スピッツやミスチルと同時代なんて
恥ずかしながら全然知らなくて、
たまたま、アニメの『フリクリ』で知って、
いいな~と思うようになったが、
いまだ、どの曲も、CDも買っておらず、
バンドのメンバーに関する知識なんで全くなくて
これでは全く好きとか言える資格ないのだが、
まあこういうまともなファンとは全く呼べない、

ただなにげに軽く好きになりそれを聴いている雑草、

といった感じの人がいたって、いいじゃないかと思う。

自分は、「アニソン」が結構好きで、
これもほとんど無料でMP3にして聴いているのだが、
最近の「アニソン」の良さは、J-POPに全然劣らない質で
しかも、重すぎず、暗すぎないので
釣りに行くときの、行き帰りの、電車やバスの車内で、
車窓の外を眺めてながら、気軽にほんやり聴くのに最適な音楽。
釣りに出かけるときにかけるものは、
ちょっとアドレナリンが出るように明るめの物を聴いて
釣りで疲れての帰りの道では、しんみり調の曲を聴くようにしてる。
自分の好きなアニソンのプレイリストを
もう17個くらい作っちゃってるから笑える。



そしてthe pillowsのなかで
一番好きなのが「Funny Bunny」
アニメ『フリクリ』ではオリジナルが流れる。

 
「フリクリ」では、Funny Bunnyだけでなく
「hybrid rainbow」も使われていて、
主人公の兄の元カノが、
翼をもった正体不明のロボットが、空に舞い上がったのを見て、
天使か、神と見間違って、祈りをささげるシーンに
それが流れたときは、妙に心に、音楽と映像が焼き付いた。
 
 

 

 

 

 

アニメ『SKET DANCE』では

Funny Bunnyのカバーが出てくる。

 


この曲のファンはすごく多くて
いろんなカバーがあるのを知った。
ひょっとしたら、この曲のカバーだけで
ベスト10ランキングが作れるくらいじゃないか?
その中でも、自分が好きなのは、
梶原岳人のカバーと、ELLEGARDENのカバー。

 

 

 

ちなみにELLEGARDENの「風の日」は

Funny Bunnyに触発されて作った曲、

という事がどっかに書いてあった気がする。

「風の日」も、アニメに関わっていて

漫画I'llのOVAアニメに使われていたような。

 



Funny Bunnyは
他にも、優里や、uru のカバーもあってすごいなあ。

 

 

 


この「Funny Bunny」
山奥の渓流に出かけるときには、

梶原岳人のカバーか、ELLEGARDENのカバーを聴いて
帰るときに、電車の車窓を流れる景色を
ぼんやり眺めるときに、オリジナルを聴いて、
「君の夢がかなうのは、誰かのおかげじゃないぜ~」の歌詞が

なんとも、こころにしみたりするww