今年も、あっ、という間に禁漁期。
3~9月の半年って、何気にすぐ終わってしまう。
自分の場合、10月以降は、八王子のある川で
12月までニジマス釣りができる所があるので、
気が向いたら、数少ない残りマスを狙ってそこに行ったり
高尾の漁業権のない川に
管理釣り場からの逃げだしニジマスを釣りに出かけることもあるので
渓流らしさのある川釣りが完全に終了という訳でもないが、
とりあえず、今年の一区切り。

毎年、渓流釣りの最後の日は、
神奈川の、いつもの小さな川に行くのが習慣。
3連休が台風の影響に見舞われるのが早くから分かっていたので
平日の有給を取っておいてよかった。



いつもの「山の上のラブレター」が見える駅で降りて
トコトコと歩いて、目的の川に。
今回は、アクションカメラのハーネスを忘れてきたので
動画の録画はできず。

今回は、この川の上流部の、渓流チックな場所を狙う予定だったが
下流部に着いたところ、まだ大雨の影響で増水状態。
これでは、上流部の釣りは難しいと思い、
作戦を変えて下流部を狙うことに。
過去の経験上、この川の増水後の下流部は
結構思いがけない魚に出会うことが多い。

この川は、平水時は、ヤマメがいるとは思えない
チョロチョロの小河川なのだが
台風後の増水時は、突然、難易度が高くなる。
ポイント移動のための、川沿いの足場が全くなくなり、
急流に逆らって、川の流れを遡行するか、
川岸にビッシリ生い茂る葦原をかき分けながら登っていくしかない。
この川が増水した時は、水圧はかなり高く、流れも速くなるので、
川の流れをまともに受けながらのぼると、

太ももが痛くなってくる位の水圧。
下流部のほとんどの川の両岸が、ほとんとすべて護岸されていて
実は、増水時は、相当な暴れ川なのである。

今回のタックルは、
前々回、フェンウィックのFS-53のバットだけのジャンク品を

自分で4ピースで再生した時に、
バットガイドなしのバージョンが使い勝手が良かったので
今回は、前に作った、パチもんのフェンウィックの5.6フィート・4ピースの
3番目のバットガイドのないバージョンを作って試すことに。



バッドガイドがなく、いきなりチョークポイントのガイドになってしまうと
竿先がぶれやすく、キャストの際の方向性のコントロールが難しくなるが
逆に飛距離はちょっと伸びる。
それより、メリットは、ラインとルアーを付けたままの状態で、
3番目とバットだけを差し替えて、リールを乗せ換えれば、
すぐ、5.6フィートから、5.4や5.1に長さを簡単にチェンジ可能。
5.4用のバットに、3番目をはずして、1番目と2番目を直接つなげば、
3.5フィートのスーパーショートにもできる。

こんなロッドをメーカーが作ったら、何万もしちゃうだろうが

それを手軽に安く作れちゃうのがDIYの良さ。




早速、川原でキャスト。
自分のオーバーへッドキャストは、右方向にブレる癖があり、
バットガイドがないと、それが強くなる傾向が出てしまうが、
慣れてくると、普通に飛ばせるので問題なし。

いつものカワムツくんのご挨拶。

 

続けて、おチビのヤマメがヒット。



 

次に、堰堤のピンポイントを攻めて
放流物のニジマスが掛かる。

ニジマスのジャンプを見るのは久しぶりの感じ。

 


この川の増水後の下流部は、ニジマスが出ることが多い。

その後、ニゴイ口のウグイさん。

この川のウグイさんは、増水後に限り、ルアーに積極的になることが多い。

ひょっとしたら、台風の暴れた後の増水後は、小魚や昆虫などの死骸などが

たくさん水中を浮遊するので、いつも底で落ち着いている

この川のウグイが表層にあがってくるのかも


どの魚も、引きが生き生きとしていて

台風の増水時の疲労から、すでに体力を回復している感じ。

その後、パチもんフェンウィックの5.4バージョンに変えるが、これも問題なし。


 

 

その後の、小さな堰堤で、やっとそこそこ良型のヤマメ。


鼻が丸く、メスのヤマメと思われるが、
おなかのへこみ具合は、台風増水時の疲れ痩せというより、
すでに産卵を済ませた後のおなかという感じ。

しかし引きも強く、かなり抵抗も激しかったので

増水時の疲労からは回復していた感じ。

この川は、普段まったくヤマメの反応がない平凡なポイントでも、

増水時には、そこそこの良型が出たりするので油断できない。






そこから支流にぶつかったのでタックルチェンジ。
5.1バージョンのパチもんフェンウィックは前に試してOKだったので
今回は、自作のバッタもんのブローニングの5.1フィートを試す。
リールは、オークションで500円で買ったダイワのSS700(笑)

 

しかし、支流で夏に元気のいいヤマメを釣った場所は、今回反応なし
その後、大型のヤマメのチェイスもあったが掛からず、

かわりに今年最少のチビヤマメが来てしまう。



それから、元の川に戻り、堰堤などを狙うが、
小型ヤマメを1尾バラす。


この堰堤は、この川のカワムツの限界点と思われる。

ここで20cm近いサイズのカワマツが掛かる。
この大きさのカワムツが再び釣れるようになったという事は
2018と2019の台風の時のダメージから
カワムツたちが復活した証という感じ。

 

その後、今日の釣りの最後の堰堤で、このあたりから上流は
ヤマメとアブラハヤか、ニジマスしか釣れたことはないので

ラストのヤマメのワンチャンを狙うが…

 

 

最後は、

やっぱり、カワムツくん。


渓流のラストダンスは、
今年もカワムツ君と締めくくりで納竿(笑)

 

まあ、晩秋の、Y川のオイカワ釣りで、またすぐに再会するけどねw

 

しかし、最後の堰堤で釣れたカワムツは
どうやって、その前の高い堰堤を乗り越えたのだろう?

きっとレッドブルでも飲んだのか?w


帰りは、いつもの小さな神社で一休み。
最小のお賽銭で、
最大の願い事をするw

この神社は東照宮なので
自分の田舎のかつての藩ともゆかりの神社になる。

この神社の、脇の川への通路には、

いつも青大将の「青山くん」が

気持ちよさそうに昼寝していることが多いのだが

今日は姿がみえない。

むかし、通路にいた「青山くん」が、目が真っ白になって

体中のウロコが白っぽくなって、クターと横たわっていたので、

つい亡くなったものと勘違いして、棒切れを2本探してきて

もちあげて土のある所に持っていって埋めてあげようとしたが

棒切れを近づけたところでスルスルと動き出したので

チビるくらいにビックリしたことがあるが、

後で調べてみたら、蛇の脱皮間際の目は、白く濁るのが当たり前らしい。



この木の樹齢は何歳だろう?

きっと、今の中国やロシアなどの
共産国、権威主義国家の年齢の、
何十倍の期間を生きて、世界を見てきた樹木。

もし、今の中国やロシアのような
共産国や、権威主義国家によって
ウクライナのように、攻撃、侵略、あるいは占領された場合
こういう小さな神社や樹木などは、

「無駄な過去の遺物」として

真っ先に破壊されてしまうだろう。

そんなことをとめどなく考えながら納竿して帰りのバスに乗る。
 

 

 

今日の釣りの、行き帰りの電車の中で聴いたプレイリスト

古い曲からアニソンまでゴタマゼ。

 

alexandros 風になって

RIRIKO その未来へ

戸松 遥  courage

ココロオークション 蝉時雨

大原櫻子 透ケルトン

alexandros ワタリドリ

スピッツ 運命の人 

cinnamons × evening cinema  summertime

あいみょん  桜が降る夜は

あたらよ 晴るる 

まるりとりゅうが リナリア 

Mr.Children  Your Song

Aimer  Ref:rain

川崎鷹也  魔法の絨毯 

優里  ベテルギウス

Uru  プロローグ 

米津玄師  Lemon

 

 

AimerのRef:rainは、

アニメ「恋は雨上がりのように」に使われてた曲だが

アニメ自体も、なかなか良かった。

しかし、海外では

若い女性の、かなり年上の男性に対する恋心が

「気持ち悪い」とかいう評価が一部あった。

でも、そんな年齢差の恋愛なんて普通じゃねえか、と思うのだが

そこが、やはり日本人と海外の人との感覚の違いなのだろうか?

「恋は雨上がりのように」は暇があったら

また見直してみたいいいアニメだが、

アニメの海外のリアクションを見てると

日本人との意識と外国人の意識の、ドンピシャに同じ部分と

かなり異なるところが分かったりして結構面白い。

下記はアニメのべストシーンですのでネタバレ注意ですw