ずーーーっと私の髪をお世話していただいている美容室オーナーに
とある事情で急にカットしていただけないことになった![]()
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それでなくてもオーナーはお店に不在がちでなかなか予約が取れなかったので
増毛セールももう限界です
(本当は2回目ワクチン打った辺りで行きたかったのよ…)
悩んだ結果、
オーナーの弟子クンが切り盛りする姉妹店へ出向いてみることにした。
元々本店にいた彼に会うのは10年ぶりぐらい。
お久しぶりです![]()
そもそも温和な彼がより柔らかい笑顔で迎えてくれる。
それでしまださん、今日は…どぉ〜〜…しますか…![]()
え![]()
どうって…
どう…したらいいと思います![]()
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私はこの何年も
髪に関することはオーナーにすべて任せて来たわけで、
切るか伸ばすかパーマにするか、
オーダーと言えばそれくらいしかしたことはない![]()
カラーさえ何色なのか毎回知らされないし、
"はい、じゃ、えぇようにしときます
"
オーナーはいつもそれしか言わなかった。
あぁ。。。
感性だけで仕事してるひとに、
その感性を信頼して丸投げする感性優位な何も聞かない客…
第三者に聞かれたって微塵も説明できない![]()
弟子クンは
そぉ〜…ですか…う〜ん…あぁ〜どうしよっかなぁ…
私は長年の"師匠の顧客"なわけで、
きっと彼にしてみりゃ責任が重い。
それでも独り立ちして立派にやっている実力者。
私のモワッと増えた髪をペラペラめくって観察しながらしばらく考えた後、
分かりました![]()
じゃあちょっとカラーは違う感じでいきます![]()
先にカットしますね![]()
意思の見える表情で私にそう言って、カットクロスを持つアシスタントへ視線を向けた。
カットは
オーナーの手捌きとはまた違う![]()
やっぱり美容師さんもひとそれぞれやなぁ![]()
カラーは
ブリーチのウィービングの上からフルで色を乗せるダブルカラー![]()
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オーナーはハイライトとローライトのウィービングを入れていたはず(それくらいは見てればわかる
)。
ダブルカラーは多分すごく久しぶり。
トリートメントまでひととおり終わって、
ドライヤーの風を私のアタマに向けながら彼はこう言った。
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マジで根元乾かないっスね…
梳けるだけ梳いときますね![]()
えぇ、彼は乾かしてみて実感したわけです、
私の髪の多さを![]()
ね、日が経つと全然乾かないのよって言ったうちの言葉の意味分かっていただけたでしょ![]()
結局乾いてからの、追加のドライカット✂️
笑
かなり前、同じような事情で当時の本店no.2に一度だけカットしてもらった時とまったく同じことになった![]()
よう分かりましたわ〜
やっぱオーナーうまいっスね〜切る前のカットライン見て思いました、これはかなり攻めとるなと。ボクも結構いったつもりやけどここまで攻めたカットできる美容師はまぁ〜なかなかいないでしょうねぇ〜オーナー昔ショートカットで世界チャンピオンなってますからねぇ…![]()
オーナーが元チャンプなのは知ってたし、
毎回髪にまったく関係ない話をボソボソ喋りながらアッサリザクザクカットしてくれて
例え根元ばっかり増えて乾きにくくなったとしても毎日何とかそれなりのスタイリングができる技術はすごいなと思ってはいたけれど。
私にとっての"毎度の普通"は
実は超スペシャルだった事実![]()
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弟子くんのカットもいい感じ![]()
今だけ限定暗めカラー。
だんだんブリーチ部分の色味が抜けてそのうち元どおりの明るいアタマになるはずなんだそう![]()
どうしよっかな〜と悩みつつ、
私の難しいアタマと真摯に向き合って施術してくれた彼に感謝![]()
これからは本店と姉妹店を行ったり来たりしてもええなと計画を巡らせながら店を出た![]()
思ったこと。
慣れって怖いね![]()
本当はすごい価値のあるものも
ずっと変わらずそばにあるとそれが当たり前になってしまう。
当たり前の対義語はありがとうってか![]()
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うちの場合他には
すぐそこにある産直の八百屋とかさ〜![]()
あ、あと歩いて帰れる実家もですかね![]()
青パパイヤ![]()
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普通に売ってるのを初めて見ました。
旅行も行けないし、
外食もしてないし、
雰囲気だけでもアジアを満喫しよう![]()
切り口からみるみる溢れる乳液![]()
今夜は青パパイヤのサラダにでもします🥗
好きな映画![]()

