煌々と明るいのがちょっと苦手は私は
夜であっても照明の4つの電球のうちのひとつだけを点けて過ごすことが多い。
ほんのり明るい部屋に
ぶぉ〜ん〜〜んん〜ガッ…ビ〜〜ン…っっ…
何やら突如飛行物体が現れた…
え。
窓開いてるけど網戸だよぉ
誰や。
どっから来たんや。
壁に止まったそいつは
枝豆大くらいのええ感じの丸っこいグリーン。
あー。
カナブンかー。
かわいそうに迷い込んだな
捕まえて出したるわ〜しゃーないなー
立ち上がって近づこうとすると
また飛び立ちやがる。
もぉ〜キミのこと取って食おうとか握り潰したろうとか思ってないから〜
ちゃんとお外に戻したるやんか〜(カラスと同じように虫も友達になればココロが通じると思っているうち)
今度は違う壁にピトっ。
そのままじっとしててや〜
……ん
む………
キ、キミは…
カナブンちゃうやんカメムシやん
えーーーーーーー
まぁいいけどさぁ。
カメムシも別にあかんくないけどさぁ。
さすがに素手でいって潰してもーたらえらいことなるやーん今何時やと思ってんねーーん
うーん。。どうするよ。
虫全然苦手じゃない私ですが(セミやカマキリくらいまでなら素手でいけます)
寝ようとするタイミングでカメムシ臭を部屋中に撒き散らすのはやっぱりヤダ
キッチンからちっちゃなザルと、
しっかり目のA4ぐらいの紙を持って来る。
ザルを被せて紙で掬うつもり
そうして再び近づいた。
ぶぉーーーーん…
今度は天井に…
えー。
天井はムリやわ届かんやんかー。
もぉっ
好きにしー。
お風呂行って来るわ。
あ、和室電気つけてこっち消しとくからそっち行きー。
メイよろしくな(メイ、和室にいるから)
カメムシの相手したってー。
はぁ〜〜さっぱりさっぱり
えーっと、カメムシくんは
…
1ミリも動いてへんやん
おいっここで寝るなっ
おーーーい
LEDの懐中電灯でクルクル照らして刺激すること2分
またしても飛び立ったヤツ
おっ…今度はどこやっ
ん
んんー
おーいどこーーーー
結局彼を見失った私は
諦めてそのまま眠りについたのでありました…
あれから2日。
ぜんっぜん現れない
どっかに激突死したんやろか。
それはそれでかわいそ
ちなみに我が家では小さなクモさんも暮らしています
時々目が合うけど
気がつくとどっかいなくなってる。
虫がムリって方、すみませんねこんな話で
すごい顔して読んでくださったと想像しておきます
どこ行ったんやろ、アイツ
後ろスキップらんらんらん
重心はいつもやや前やでっ
後ろ誰もいないの確認してやってくださいよ〜