最近、雨が多いメルボルン。
といっても、
日本の梅雨のように、しとしとと一日中雨が降ることはほとんどありません。
降ったり止んだりを繰り返しています。
お日様が出ると気温が上がって暖かいので、
もう春ね~
なんて思いますが、
曇ってきて雨が降ると途端に寒くなり、
やっぱりまだ寒いじゃないの~!
と、一日の間で暖かく感じたり、寒くなったり、忙しいです。
雨雲の切れ目
ここ数年はそれほどではありませんが、
以前は雨が全く降らず、深刻な水不足でした。
そういえば、私がオーストラリアに来てから数年間は傘を全く使わなかったと思います。
水不足が心配されていた時期は、州から節水宣言が出されました。
水を使うことが制限されるのです。
そんなこともあり、
メルボルンのほとんどの家にはリサイクルウォーター用のタンクがあって、雨水が貯められるようになっています。
Water Restrictionsと呼ばれる使用する水の制限ですが、
ステージ1からステージ4まであり、
ステージ1では
お庭の水やりはいつでもしてよいが、手元で水を止めることが出来るノズルを使用すること。
ホースの水を使って駐車場やベランダ、ポーチを洗うことは禁止。
洗車にはバケツを使う。
などなど。
これがステージ4になると、
お庭の水やり禁止。
公共の公園などの水やりも禁止。
プールに新しく水を入れるのも禁止。
と制限が厳しくなります。
私が覚えているのは
確かステージ3と宣言され、
お庭の水やりは決められた日だけ、しかも6PMから8PMの間。
などの制限がありました。
フロントヤードと言って、道路に面したお庭があるお家が多いので、大切なお庭の水やりが出来ないのはガーデニング好きの人々にとっては深刻だったと思います。
道路から見えるところに大きく
「リサイクルウォーターを使用しています」
と書かれた看板を立てているお家も見かけました。
水やりが制限されているのに、青々とした芝生や植木を保っているということは、
ルールを無視して水を使ってるな!!
と近所の人に思われないようにかもしれません
また、各家庭に小さな砂時計が配られました。(ポストに入っていました!)
「その時間以内にシャワーを終わらせましょう」
と節水を喚起するもの。
時間は3分
3分はすごーく厳しいですし、私には無理でした
でも、シャワーが温まるまでの水をためたり、こまめにシャワーを止めたりと出来る限りのことはしました。
最近の雨降りで、外出時に雨が降ったりすると、
あー、雨だ~濡れたくないな~
と思ったり、
天気予報を見て曇&雨マークが並ぶと、
今週はずーっとお天気悪いのか~
とブルーになっていましたが、
水不足は本当に深刻なので、
恵みの雨だわ~
と喜ぼうと思います。
明日以降の予報
恵みの雨です