なかなか長編になってしまってすみません💦

前回の続きです。






別居を決め、義母から訳の分からない

条件を突きつけられた日から、

1週間くらい後だったと思います。


なにせ、9年前のことなので、細かい事が

うる覚えです泣き笑い


極力義母を刺激しないように、控えていた

電話が主人からかかってきました。


すぐに出ました。


すると、主人の声は、やはり元気も力もない。


電話の内容は


主人の戸籍を捨てて、私の方の籍に

入ってもいいか?


という事でした。


いきなり過ぎて、よく理解できず

どういうことか詳しく聞きました。


今度は義母に


「あんたは、私よりも○○(私)を選んだんだから、△△(主人の名字)の名字を名乗るな!あんたは、△△の人間じゃない。あんたは、もう私の息子じゃないから、△△の名前を捨てろ!除籍してやる!!

親子の縁を切ってやる!」


と、私が帰った日から、朝から晩まで言われ

続けていたそうです。


申し訳ないけど、俺ももう疲れた。

もう、どうでもいいわ……。

俺こそ、あんなやつ(義母)と同じ名前なんて

要らねぇよ……。

あんなやつ、母親とも思いたくない……。


と、かなり弱っていました。


私は、即答で


いいよ!

結婚して、私の籍に入ろう!

婿養子の形になっちゃうけど、いいのかい?


と、勝手に返事しましたけど泣き笑い


私は、自分の両親にはこの状況を話して

いませんでした。


結婚したい人がいる。ことは伝えてましたし

両親も、喜んでくれていました。

私は、結婚する気がないものと思っていて、

諦めていたそうです驚き


なので、心配かけたくなくて、親には言わず

にいました……。


戸籍の件は結果的に、私は主人の名を名乗って

います。


ある時には、また夕飯後に、義母が不穏に

なり始めます。


そして、言い放ったのは


義母

「お金を返せ!」


です。


主人も、え?何の話?何のお金?


となります。


義母

「今までお前を育てるのに、かかったお金だ!

お前にいくらかかってると思ってんだ!!整備士免許取れたのだって、誰のおかげだ!!今までお前にかけたお金、きっちり耳揃えて返せ!!」


ですって…


もう、とうとうここまで来たの?驚き

と、思いました。


空いた口が塞がらないあんぐりって、まさに

こんな状態なんだなと、冷静に思いました


それからは、また何度かお金返せ!

と言われました。


その度に主人が、金額を聞くのですが、

その都度金額が違います。


ある時は、2000万。

またある時は、800万。と言います。


いくら鬱病だからといっても、あまりに酷い

有様でした。


義母を庇うわけではありませんが、義母も

また、母親から愛情を貰えない子供だった

ようです。


義母の母は、義母ではなく、義母の弟ばかり

を可愛がり、義母には辛く当たったそうです。


そのため、必然的に義母は父親だけが

頼りだったと思います。


悲しい虐待の連鎖を、目の当たりにしました。


悲しい現実でした。


そして、悪いことは重なります。


義母の父親、主人にとったら祖父ですね。


ある日突然、入院先の病院で亡くなりました。


主人にとっても、特別な存在です。


主人が小さい頃は、義母も働いていたため

祖母と祖父に預けられていたそうです。


幼稚園のお迎えも、祖父が毎日来てくれて、

帰りにおもちゃを買ってくれたり。

喫茶店に連れて行ってくれて、プリンを一緒に

食べたり。


祖父との思い出はたくさんあると思います。


本当に突然の事で、私は会ったことはなかった

のですが、話はよく聞いていたので、主人の

精神状態が心配です。


それに、義母もかなり精神状態が不安定な中で

父親の死は、かなり辛いのではないか。

今でもやばい精神状態なのに、受け止めきれる

のか……


そんな中、義母と主人と2人だけで葬儀

や火葬などの準備は大変だと思い、義母に

連絡をして、何かお手伝いさせて貰えない

かと、自分から申し入れました。


すると珍しく、


「いいのかい?○○(私)が来てくれるなら

心強い。」


と、言われました。


声が、とても弱っていました。


この当時の私は、義母を憎まないように

嫌いにならないように頑張ってました泣き笑い

私なりに、頑張って歩み寄ったりもして

いました。


主人と結婚すると言うことは、義母とは

ずっと付き合っていかなければいけない

と思っていましたので驚き

結婚前から嫌いになってしまったら、ずっと

辛いだけだと思っていて…💦


義母は鬱病のせいで、こういう状態なんだ。

私が嫌われてるんじゃなくて、もともと

こういう性格の人なんだわ!と、自己暗示

かけていた時期でした凝視


あとは、当時勤めていた、障害福祉施設での

経験も役立っていたと思います。


知的障害の方や、自閉症の方、ダウン症の方

などが通所する施設や、ケアホームでの勤務

でしたが、中には精神疾患も重複している

利用者もいました。


普段はとてもいい子で、優しかったりするのに

何かスイッチが入ると、急に不穏になって

攻撃的になったり、暴れたりする子を相手に

していました。


そのため、義母のことも精神疾患のせい

だから、仕方ないことなんだ。

と、思うことは難しくありませんでした。


心神喪失状態の義母ですから、実際葬儀の

準備はほとんど主人が担う事になる事も

分かっているので、主人の負担が大きくなる

と思ったので、足手まといかもしれませんが

行く事を決めました。


そこで、職場に事情を話し、2~3日休み

をもらう旨伝えると、1週間の休みを

くれました🤲´-


なので、1週間ずっと義母に付きっきり

となります。


実はこの出来事が、私と主人にとっては

転機となります。


本当に申し訳ないですが泣き笑い


続きます𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝