投資と投機の違いは色々なところで語られているので良くご存知と思います。
資産運用を考えた場合、原則は投機ではなく投資をしなければならないと思いますが、日本人の多くは、仮に株式や債券、投信などを買っていても、短期での利益確保を狙っているので本来の投資ではないのではと感じています。
投資とは将来に資本を増加させるために現在の資本を投下することで、なかなか短期間に資産価値が増えるものではなく、結果が出るまで忍耐が必要だと考えています。株や債券を買う時は、まずその対象となる会社などの財務内容、将来性などを判断して購入し、腰を据えてその会社が育っていくの見守り、結果としてそれなりのリターンがあると言うのが本来の投資だと思います。
短期的に株などで結果を出そうとすれば、デイトレーダーの如く、いつも株価の変動に注意を払い、落ち着いた資金運用ができないと思います。
投機というのは競馬や宝くじのようにマイナス・サムになるもので、競馬では約四分の一、宝くじでは約半分の寺銭を払って、残ったお金が当たることを期待しているものです。株のデイトレードや為替のFXは寺銭があまりないので、ゼロ・サムになるもので、資産価値の増加に全く興味を持たない資産運用法です。
ファイナンシャルプランナーとしては長期の人生設計をベースに、長期のキャッシュフロー表を作って本格的投資を是非してもらいたいと思います。その投資が経済を活性化させて、景気を上向かせる好循環に繋がっていくのだと思います。
保険は投資や投機とは直接関係ないのですが、味方によってはゼロ・サム乃至はマイナス・サムの商品だと思います。皆さんが掛けている保険料から保険金が支払われ、全体の保険料からは保険会社等の手数料が取られています。
私のホームページにも書きましたが、意外と気付いていないかも知れませんが、保険は一生のうちかなり大きな買い物であると思います。付保金額の大きさに比べ、月々の保険料の支払額が小さいので何故か安く安心を手に入れているように思われていますが、入った保険料以上に大きな保険金を保険会社が出していることはあり得ません。
長い人生何が起こるか分かりませんから保険でリスク回避をすることは必要ですが、必要以上に大きな保障を付けていたり、あまり必要度が少ない特約をつけみたりしていませんか?
日本人は他の世界先進国と比べてみても、異常に『保険好き』な国民と見られているようです。
自分の入っている保険が妥当なものかどうか、どこの保険会社にも属さない独立したファイナンシャルプランナーにご相談されるのも一策ではないかと思います。