最近、私の住んでいるマンションの1階にあったスタバや衣料品店がなくなり、薬局や整体院に代わってしまいました。
高齢化という時代の流れでやむを得ないのかと思うのですが、我がマンションの資産価値を下げるものではないかと、正直いい気分ではありません。
我がマンションの近くを見回すと、何と調剤薬局の多いことか。ちょっとネットで調べてみると、薬局の数はコンビニより多いとのこと。それでもなお、薬局の数が増えて、薬局が成り立っているから不思議です。
医薬分業という事で、院内処方から院外へということを積極的に進めた結果と、薬価規制のお蔭で自由競争が働かず、病院の処方箋の数が増えるに従い、自動的に儲けが増えるシステムになっている結果ではないかと思います。
調剤薬局といっても、大多数の薬は調整されて提供されているわけではないので、調剤薬局の付加価値とは一体何なんだろうと思ってしまいます。最近は『かかりつけ薬局』などと言ってTV宣伝をしていますが、一般的には処方箋をもらった病院近くの薬局で、薬をもらうのではないでしょうか。薬局はいかにも付加価値を付けているつもりなのか、『調子はいかがですか?』という、おざなりなことは聞いてきます。
薬の調整などしなければ、調剤薬局の仕事は医者の処方箋に従い、薬の数を数え、渡すだけではないのかと思います。処方箋に疑問点があれば医者に確認するとか、薬の取り扱いで注意する点があれば顧客に伝えるというのはごく当たり前のことだと思います。
以前のブログにも書いたかと思いますが、日本の医者は処方箋の書きすぎです。
私が住んでいたカナダでは、当然病気になって医者に診てもらう時は、まず最初にファミリードクターに診てもらわねばなりません。それから必要であれば専門医の紹介をしてもらい診てもらうという順番です。
風邪や腹痛程度で重度でなければ、ファミリードクターは処方箋など書かず、市販薬を飲むように勧めます。専門医で特別な薬を処方してもらわない限りは市販薬で済ますのが一般的です。従って日本のような調剤薬局など存在せず、ドラッグストア、ファーマシーの中に調剤のカウンターがあるだけです。
日本は一般の市販薬を買うより、医者に処方してもらった薬の方がはるかに安いので、特に高齢者など時間に余裕のある人たちは、処方箋をもらう為に病院へ行っている人が相当数いるのではないかと思います。
また、医者も専門外の治療となるとマニュアルに従って、薬を処方するので、下手をすると薬漬けになるほど処方して、その結果薬局が儲かるという構図になっているのではないかと思います。
ただでも高齢化により国の医療費負担が大きくなっているので、もう少し医療の在り方全般を考え直す必要があるのではないかと思います。
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