若い人たち向けのパーソナルファイナンスの話を続けます。


今回は非常に便利になったネット社会をうまく活用すること、ネット社会になったが為に増加した消費者トラブルなどについて書いてみたいと思います。


パーソナルファイナンシャルプランというのは、自分の望むライフプランを実現するために、必要な金銭面の計画です。お金だけでは自分の人生の夢を実現できませんが、夢を実現するためのお金も必要であることは否めません。夢を実現する為のファイナンシャルプランのベースは今現在の自分の資産を棚卸しして把握することと、夢実現に向かっての今後の資金計画です。資金が足らない場合には収入増を図ることを検討したり、支出をコントロールすることを考えたり、資産を運用して増やすことを考える必要が出てきます。

支出をコントロールするという事を考えてみると、まず自分の支出の内容を把握する必要があります。その為には『家計簿』つけなければならないが、これがなかなかのくせ者で、ついつい忙しくて長続きしないのではありませんか?社会に出て給料をもらい、自分のお金で生活するようになったら真っ先に『家計簿』つけを始めたいものです。

今はネットにずいぶん無料の家計管理ソフトがあり、家計簿の自動作成や、収支のグラフ、資産表まで自動的に作ってくれるソフトもあります。これらをうまく活用すれば面倒だと考えていた『家計簿』つけも楽しくなるのではないでしょうか?


また社会に出ると、忙しく時間もなくなるので、銀行の窓口に行かなくてもほとんどのことが済ませるインターネットバンキングも活用されるようになるかと思います。家計管理ソフトも銀行の口座情報やクレジットカードの情報と直結されたものもあります。

話しは横道に逸れますが、日本のインターネットバンキングで納得いかないのは、時間外のATMでのお金の引出で手数料を取ったり、夜間の引出が出来ないなどです。欧米先進国では自分のお金を機械から引き出すの手数料を取られたり、ATMは時間外だから利用価値があるのに夜に使えないなど聞いたことがありません。日本の銀行が結託して顧客不在の営業をしているという証です。

さて、インターネットバンキングやATMで気をつけてもらいたいのは、パスワードを定期的に変更することや、パスワードが多すぎて覚えきれないが為にどこかに書き記してしまうことがないように注意しましょう。


ネット社会が広がり、ネット通販、ネットオークションなど一般的になると自ずとネットの悪質商法に引っかかるケースが増えるので十分注意が必要です。

悪質商法から消費者を守る目的で『クーリングオフ制度』がありますが、ネット通販やオークションで、自分の意思で購入を決めた場合には概ね適用されません。

『クーリングオフ制度』は売買契約をしても、その後冷静に再検討できる期間を与える為の制度で、一般的にはその期間は8日間ですが、書面での解約通知が必要です。対象となるのは塾、エステ等のサービス契約、店舗外セールス、キャッチセールスなど購入意思が曖昧で契約してしまった場合の救済措置です。


ネット社会はうまく活用すれば非常に便利ですが、その反面いろいろな危険もありますので、十分な心得が必要です。