お久し振りです。 最後にブログを書いたのが去年の10月15日ですから、何と4か月ぶりとなります。

去年あまりに根を詰めて書き続けた反動でパッタッとお休みしてしまったのですが、これからはあまり根を詰めずにボチボチと書いていきますので宜しくお付き合いの程お願い申し上げます。


さて、その間に政権交代が起こり、それをきっかけに急速な株価の高騰、円安への加速となりましたが、実体経済にはまだ大きな変化がほとんど見えていませんが、気分でこのような大きな変化が起こることに驚かされます。重苦しい空気を醸し出していた民主党政権から自民党政権に変わることにより、何となくデフレ脱却、経済再生へ動き出すのではないかという気持ちにさせ、また安倍首相の発言も経済再生への舵取りを目いっぱいやっているという印象を与えます。

株高、円安に動くことにより、各企業のB/Sを良くし、輸出業者に明るさをもたらし、富裕層の資産増により支出の増加が期待できるようになります。不況脱出のきっかけが実態の伴っていない人々の心理からスタートするのに何の問題もないのですが、これを確実に実体経済に結び付けて行くのは、アベノミクスの3本の矢となるわけです。


今は一本目の矢として金融緩和を行っている過程にあり、日銀総裁人事に焦点が当てられているところです。すでに十分な金融緩和を行っているので、第二、第三の矢がうまく放たれ実需がでてこないことには一本目の矢の効果が発揮されない訳です。

二本目の矢の財政出動に関しては、本当に経済成長に資する公共投資になっているのか、一つ一つの公共投資に目を光らせる必要があると思います。また意味もない箱ものに投資をしていないか、厳しくチェックをしないと、未だに過去の反省が出来ていない人達が一杯いて、それに乗って”おらが町”に予算を持ってくるのが仕事ぞ!と予算の分捕り合戦に生きがいを感じている政治家がうようよといます。国が財政破たんしている現状では、公共投資をすることは借金を増やしているだけです。その投資が将来の経済成長に資するものでない限り、社会保障等の財源の切り詰めの要因になるという事を切に認識する必要があります。

三本目の矢の成長戦略に関しては民主党時代からも言われてきたのですが、成長戦略のお題目だけで一向に先に進んでいません。大事な事は民間に任せる、成長戦略の邪魔をする既得権益者を守る規制を取り外すよう勇気を持って法改正等が出来るかです。国の政治家の多くは自分を支持してくれる支持母体の利益を最優先にすることしか考えていません。真にこの国の経済成長を願うなら、仮に支持母体にとって不利益なことでも勇気をもって踏み込んで行く必要があるはずです。


何はともあれ、今のところアベノミクスの口先効果で日本経済は良い方向に動き始めています。私たち一人一人が目を光らせることにより、実体経済が上向くようになればと切に願うところです。