我が家では、調理に人工のアミノ酸調味料は使わず、

 

「ニュートリショナル・イースト」を使用してうま味を出しています。

 

ニュートリショナル・イーストは、糖蜜で発酵させた酵母。

 

酵母を加熱し、洗浄、乾燥させたもので

 

ビタミンB群が豊富に含まれています。

イーストといっても、加熱殺菌されていますので

 

体内でイースト菌が増えることはありません。


さて、先日使い切ってしまったのであらたにAmazonで購入したのですが、

 

間違って「ブリュワーズ・イースト」を買ってしまいました。


ニュートリショナル・イーストはサトウキビの糖蜜で発酵させた

 

栄養酵母であるのに対し、ブリュワーズ・イーストは

 

醸造用酵母から作られており、B12は含まれていませんが

 

こちらもビタミンB群やミネラルが豊富です。

ちょっと苦みもありますが、旨みも出せます。


*    *    *


ところで、以前もお知らせしましたように、

 

私は遺伝によるヒスタミン不耐症を持っているようなのです。

これは、体内にヒスタミンを分解する酵素が足らず、

 

ヒスタミンの多い食べ物でアレルギーのような反応がでるものです。


すべての発酵食品には多くのヒスタミンが含まれていますので、

 

前述の味付け用イーストパウダーにもヒスタミンは多いのです。

少量なら毎日食べても大丈夫なのですが、

 

今回購入のブリュワーズ・イーストにはよほど多くの

 

ヒスタミンが含まれていたのか

1週間ほどですごいアレルギー性鼻炎が発症しました。


急に寒くなったからかな~?と、さほど気にもとめず

 

そのままブリュワーズ・イーストを使い続けました。

 

ところが、鼻炎はひどくなるばかりで朝から晩までくしゃみと鼻水が出て、

 

寝床に入ると目もかゆくなる日が増えてきたのです。

こんな状態ですので、外出もできず

 

(コロナ感染かと疑われますので・・・)ずっと家にいました。


*    *    *


そしてようやく、

「もしかしてブリュワーズ・イーストでアレルギーか??」と

 

気がついて使用をやめると、やや軽くなったものの症状はまだ続きました。

そうこうするうちに、朝ごはんを食べても胃がもたれて

 

夕方までお腹が空かないようになってきたのです。

このとき、あることに気がつきました。


実は、以前インフルエンザから回復したあと、

 

2週間ほどお腹がもたれたことがあります。

このときは、インフルエンザでダメージを受けた細胞の修復に

 

体内酵素が大量に使われて、消化酵素が不足したようでした。

(自己診断)


若い時は体内酵素が多くこんなことは起こりませんが、

50歳以降はだんだん酵素も減ってくるようで、

 

私のように体質的に元から酵素が少なめの人もいます。


アレルギーが起きると、細胞に炎症が起きます。

炎症でダメージを受けた細胞の修復にも

大量の酵素が使われるようです。

私はその状態を長く放置したために

体内酵素を使い果たしてしまったのでした。


*    *    *

こうして原因に気が付き、今度は消化酵素サプリ

を買って飲んだのですが、これまた思わぬ展開に!

(@-@;)

・・・次回につづく