こんにちは☆
このところのアルバータ州は数週間も雨が降らず乾燥し、
風のある日が続いています。
ちょうど、日本のフェーン現象のような状態になっていて焚火禁止令が
出てますよ~。
庭の水やりに使う水ももったいないので、台所のすすぎ水をバケツにためて
使おうかと思っているところです。
そろそろまとまった雨が欲しいところです。(*´。`*)
では、お話しの続きを・・・
※この実話は、ライアンさんの許可を得て、
日本語にまとめさせていただいています。
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★(前回までのあらすじ)
奥さんと3人の子供と暮らすアメリカ人、
37才のライアンさんは、2015年の9月に
悪性リンパ腫に侵されている可能性が
あると告げられる。
家族の愛と、多くの人々の寄付金によって
助けられ、病と闘う決意をしたライアンさん。
そんな彼と奥さんに最終検査結果が・・・
「ステージ4のB細胞 濾胞性リンパ腫で
現在の治療法で10年後の生存率36%」。
そこで2人は、従来の治療法ではなく、
新な治療法への模索を始める。
そしてユニークな集中治療を行うメキシコの
病院に入院することとなった。
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2015年11月初旬、
CHIPSA病院に入院したライアンさんを待っていたのは、
体を解毒し免疫力をとことんまで活性化するさまざまな治療法でした。
とくに苦労したのは、【コリーの樹状細胞セラピー】用の点滴針を体に刺すこと。
なぜか採血は問題なくできたのですが、
メキシコまでの移動中に水分不足になっていたことと、急激な食事内容の変化、
1日5回の腸洗浄などで体がショックを受けていたようです。
45分間の点滴の間、体温・血圧など
生命維持に不可欠なデータが継続してモニターされます。
そしてまた腸洗浄。
しばらくして、
ライアンさんの体温は、37~38度になり
悪寒とけいれんが始まりましたが、それはとても良いサインであり
【コリーの樹状細胞セラピー】に対する、
免疫システムからのリアクションでした。
* * *
このセラピーは、「コリーの毒」、「コリーのウィルス」、「コリーのワクチン」
などと呼ばれる液体が使われます。
働きとしてはワクチンのような一面を持っており、体内に「コリーの水溶液」と
いわれるものを注入すると、樹状細胞が刺激されて熱を発生させ
T細胞が活性化して免疫力が上がるのです。
それにより、ガンや腫瘍細胞が攻撃されます。
この驚くべき治療法は、なんと1893年にドクター・コリーによって開発され、
100年以上も多くの医師によって用いられ
効果を上げてきたそうです。
* * *
ライアンさんは悪寒がおさまってから30~45分ほどベッドに横たわったのですが
微熱はあったものの、彼はとても体調がよいと感じました。
実は、コリーのセラピーを受けても少ししかリアクションが出ない人や、
まったく出ない人もいるのだそうです。
そういった場合は、すでに免疫力がないに等しいくらいまで
衰えているという証拠なのだそうです。
ライアンさんの体がまだかなりの免疫力を持っていたのには、
ちょっとした秘密がありました。
彼はメキシコに来る前の週に、1日に必要な体力を得るために
【高圧酸素セラピー】と【ビタミンC投与】を行っていたのでした!
それだけでも、すでに大きな違いが出ていたことを知り、
ライアンさんと奥さんはたいへん驚きました。
* * *
この病院では、これまでの治療とは違って
患者を”全体”として捉えています。
ガン細胞だけを攻撃して、患者は痛みや副作用で心身ともに打撃を受ける
現代医療とは違い、患者の心身すべての状態を見ながら
治療が進められていきます。
担当医との会話さえもセラピーの一部であり
ひとりひとりの人生に寄り添って
患者といっしょになって健康を取り戻すのです。
(次回につづく)
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