最近、かじりつくように小説を読んでいる。

昔から好きだった異世界ファンタジー小説。


もう20年以上経つだろうが、初めて読んだ時の新鮮な世界観は、まだ色褪せていない。


とても幸せな時間…

のはずだが、私は世界観に入り込めない。


「こんな無駄な時間を費やしても良いのだろうか」

「無為に過ごしている私は、ダメ人間だ」

「早く読み終わって、何か有益な事をしたほうが良い」


…こんな焦燥感が日に日に襲ってくる。


ただ本を読んで時間を過ごす事に焦りを感じる。


好きな事なのに。

楽しみたいのに、楽しめない。


…何をしても苦しい。


理想が高いから?


好きな事をしている私

=価値を生み出さない私

=価値が無い


と思っているのか?


仕事を精一杯頑張っていれば、こんな風に自分を責めることも無い。


他者評価される日常なら、自分の無価値感を忘れていられる。


…だから私は戻ってしまう。


ただの自分でいる事に耐えられない…