最近、気になることの一つに、
写真が綺麗すぎる!ということが挙げられる。
デジタルの功罪のひとつかもしれないし、
カメラやレンズの性能が上がるのは喜ばしいことに違いないのだが、
それにしても、実物をはるかに越えた綺麗さは、少々違和感を感じずにはいられない。
100歩譲って、広告写真のように、
ある意味“作り物”で良いのならどんなに綺麗でもアリだと思うが、
猫も杓子も、とにかく全ての写真に綺麗過ぎる画を追求し良しとする風潮は、
気味悪さすら感じてしまうときがある。
あくまで個人的な考えだけど、
写真は、けして実物を越えてはいけない気がする。
カメラやレンズの描写性能以上に、レタッチや加工をしまくって、
徹底的に“美”を追求した“写真”って、もはや抽象画に近いような印象さえ受ける....。
今、モノクロ写真が密かに受け入れられているのは、
過敏な美に疲れた人たちが、実物から引き算された画に、安心感を覚えるからかもしれない。
たしかに、モノクロなら、どんなに高画質でも、実物を越えることは無さそうである。
現実の光景を忠実に再現するのは理想だけど、
現実プラスアルファの”作り物の画”は、やっぱり何だか馴染めないね....(^ o ^ ; )