多分に保守的な考えかもしれないが、
写真の完成形は、やはりプリントされた状態だと思っている。
なのに昨今のデジタル写真の多くは、データのやり取りで終わっているケースが多い。
だからなのか、
芸術的分野で写真がいまひとつ評価されていないのは、その“軽さ”ゆえなのかもしれない。
プリントに拘りたい理由として、
その大きさや形、紙質など、見せ方の表現が広がるし、
写真の内容と合わせて、トータルでの完成度を追求したい!ということだと考えたい。
その個々の作品に最も合った紙質のプリントを選ぶだけでも、訴求力は変わってくるはずだ。
いろんな写真展を見に行っても、ほとんどすべてが全部同じ紙質のプリントで統一されており、
作品によって紙を変えている人はほとんどいない。
だから、この写真は光沢よりもマット系のほうが映えるのに!....という画をよく目にする。
ネット上でのデータのやり取りが主流になりつつある写真界では、
いずれ完全にペーパーレスの時代が来るかもしれない。
今一度、“紙で見る”写真に存在意義を見出したいと思う.....(^o^;)