一般的に、レンズは綺麗な状態に越したことはない。
カビや曇りがあると、レンズの価値はなくなってしまうのが今の世の常である。
どこのメーカーとは言わないが、
大手カメラメーカーでも、某レンズメーカーでも、やたら曇るレンズを売っていた時代があった。
しかも、何とか実用範囲のうす曇りとか言うレベルではなく、
まさに“激曇り”と言いたくなるような酷い状態になることも少なくなかった。
だいたいそんなレンズは、ほとんどがクリーニング不能なバルサム系の曇りで、
そうなってしまうと、市場価値はほぼゼロになってしまう....。
普通の人は、クリアーでシャープな描写をレンズに求めているため、
曇ったレンズは、それがどんなに元高級なレンズであっても、見向きもされなくなる運命だ。
うす曇り程度であれば、逆光などの厳しい条件を上手く避ければ、比較的使えるが、
圧倒的な激曇り状態では、普通の撮影はほぼ不可能である....。
だが、モノは使いようであるのも確か.....(^ ^)v
激曇りレンズは、ソフトフォーカスレンズとして使えば良い。
ソフトフォーカスと言っても、いろいろで、べス単のような輪郭の滲んだソフト効果は得られない。
画面全体にフレアーがきつくかかった、まるで霧の中のような描写になる。
逆にこういう写真は、まともなレンズでは撮れないので、ある意味貴重な存在と言える。
モノトーンで夜景などを撮れば、わりと良い雰囲気な気がするのだが.....(^ _ ^ ;)