オールドレンズの中には、
現在では考えられない技術で造られているものがある...。
その一つがアトムレンズと呼ばれるもの。
光学ガラスに酸化トリウムを練りこんで、高性能化を図ったレンズである。
身近なところでは、
スーパータクマーやSMCタクマーの50mmF1.4や55mmF1.8、35mmF2あたりが有名である。
当然ながら、微量な放射能が出続けているため、
現在の基準では製造されることが絶対にないレンズだ。
まぁ、使い続けたとしても、直ちに人体に影響が出るほどの放射能ではないので、
ユーザーの人はあまり気にしないほうが幸せだと思うが....(^o^;)
さて、そんな少々不安要素がありつつも、高性能なアトムレンズだけど、
特有の不具合が、レンズの黄変である.....(゜д゜;)
放射能の影響かどうかは定かではないが、
酸化トリウムを練りこんだレンズが黄色く変色する症状だ....(・・;)
対策としては、強い紫外線を当てることでかなり改善が期待できると言われている。
最も簡単な方法としては、真夏の太陽の下に、黄変したレンズを1週間程度放置すれば良い。
レンズに十分に紫外線が当たるようにすれば、改善が期待できるはずだ。
だが、この方法は、夏限定だし、時間もかかるし、あまり現実的ではない....。
そこで、いつでも身近に対策可能な装置を考えてみた。
紫外線ランプを使えば、良いわけである.....(^o^;)
医療用とか、殺菌用などのものを流用するか、電撃殺虫機みたいなものを使うかして、
なんとか安く紫外線ランプを入手し、適当な箱にセットする。
箱の内部には満遍なくアルミホイルを貼り付ければ出来上がり.....(^_^;)
この中に対象のレンズを入れて、紫外線ランプを灯せば、
ほぼ、24時間で黄変は解消されるはずである.....σ(^_^;)
まぁ、何もそこまでやらなくても、
多少の黄変なら、ほとんど写りや色かぶりなど影響はないので、
気にせずに、そのまま使えば、それで良いのだけどね......( ̄ー ̄;