日本のカメラメーカーで、
一眼レフのパイオニアと言えばペンタックス。(昔は旭光学という社名だった.....)
その中で、史上最も売れた35mm一眼レフと言えば、ペンタックスSPだろう。
世界初となるTTL測光の露出計を内蔵し、1964年に発売された。
このSPとは、SPOTMATICの略で、
本来はスポット測光を表す意味だが、なぜかこのカメラは平均測光であった.....(^_^;)
当時としては手頃な価格だったので、
アマチュアを中心に人気が高く、約10年にわたるロングセラー機だった。
先日書いたニコンFがプロ機の代表ならば、
ペンタックスSPはアマチュア機の王道だと言えると思う。
昔のカメラ雑誌のフォトコン欄の入選写真のデータを見ると、
大半がこのペンタックスSPを使用していた事実からもうなずける......(^o^;)
とにかく超ベストセラー一眼で、累計製造台数は約180万台!
だから、今でも中古カメラ屋さんでは、どこでも容易に見つけることが出来ると思う。
また、このカメラは構造がシンプルで丈夫である。
だからメンテナンス性が高く、こまめに手を入れていれば、まだまだ十分実用は可能だ。
きちんと整備されているものは意外と高いが、
ジャンクコーナーに転がっているものでも、簡単な整備で使えるものも多い。
露出計自体は意外と丈夫で、壊れているものは少ない。
だが、電池ブタのトラブルでジャンクになっているものも目立つ。
電池ブタが無事ならば、電池室をきれいに清掃して、
ボタン電池LR41にチューブを巻いて固定すれば、十分使える。
シャッタートラブルはミラー下のアーム部分の給油で復活するものも多い。
シャッター精度も、底ブタをはずして、テンションネジで調整すればほぼOKだ。
(詳細が知りたい方は、個別にお問い合わせ下さい。)
そんなわけで、
ついつい安く買って直していたら、数が増えてしまったペンタックスSP.......σ(^_^;)
今でもM42のレンズを使うボディとしては、最も実用的で信頼度も高いと思っている。
願わくは、再びフィルムカメラブーム?が訪れて、
もっともっと評価をされるカメラになることを切に望むばかり........(;^_^A