写真において、
忠実な色再現が重要視されているように思われがちだが、
デジタルでもフィルムでも、カラー写真の場合は後で色をつけているわけだから、
けして実物と同じ色にはなり得ないと思う.......。
と言うか、
もし仮に、完全に実物に忠実な色再現ができたとしたら、
それは、「とても冴えない絵になってしまうだろう....」 と言う開発者の談もある。
このことは、
フィルム時代から、カラー写真の色再現性は、
実物に忠実な色よりも、人が好ましいと思える色を目指していたことを意味する。
早い話が、実物よりも写真の方が、人の目には綺麗であるということ........(^_^;)
良い悪いの判断は難しいが、
特に今のデジタル写真では、
実物よりもはるかに綺麗な色になってしまう気がする........(^o^;)
例えば、
人の肌の色を忠実に写真で再現したならば、
とても生気のない眠い画質になるそうだ........。
写真で生き生きとした好ましい肌色にするためには、
かなり、ユーザー好みに創り上げられた設定になっているようである.......。
しかも、後で補正や加工もさらにいろいろ可能なわけで、
より自分の好ましいと思える色にすることができる.........。
広告用の商品写真では、
一つのモノを撮った後、編集ソフトで何種類も自在に色を変えたりすることは日常だし、
ファッション分野でも、広告用の写真は敢えて服の色を変えたりする場合も多い。
なるべく忠実な色を出したいと思っても、
もともとデジタルには構造上、再現が苦手な色もあって、
知り合いの服屋さんは、
微妙な緑色の服が、写真ではかなり色のイメージが変わってしまうと嘆いていた.......ヽ(;´ω`)ノ
そもそも、色の感じ方には個人差があると思うし、
同じ色を見ても、おそらく人によって見え方は違ってくる.......。
極端な話、個人でも右目と左目では微妙に色の見え方は違ったりすることもある.ようだ.....。
写真と言えども、
所詮は個々の好きな色を塗る絵と換わらない気がしないでもない.......(;^_^A
誰にとっても好ましい色なんて、有り得ないわけだから、
いっそのこと “塗り絵” と割り切って、
自由に好きな色を塗ればいいのかもしれませんね.........( ̄ー ̄;