ものにはすべて表情があると思います。
感情を有している人は当然としても、
例えば、風景でも
季節や時間帯、天候で、その姿は大きく変わるのです。
また変化のないものと思われている、建物や石などでも、
その置かれている場所の環境の変化や、
光の変化で、表情は変わって見えます。
この表情を捉えることこそ、写真の真価ではないかと考えます。
表情を的確に捉えるには、
まず被写体のことをよく知らなければいけません。
どんな時にどんな表情をするのか、
そしてどの表情の時が最高かを見極めることが大切です。
表情の見極めは時間がかかります。
例えば静物であっても、時間が経てば、
光が変わり、影が変わる..............。 当然表情は刻々と変わっていくのです。
そんな状況下で、
表情の良し悪しを判断するのは、他ならぬ撮影者自身...........。
最後は、被写体への思い入れが色濃く作品に表われることでしょう..........。