皆さんこんにちは。めーぷるんです。
梅雨が明け、例年よりちょっと早めの夏がやってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は飛行機の搭乗記をお届けします。おそらく飛行機ネタの記事をこのブログできちんと書くのは初めてだと思います。
人生初のANA国内線プレミアムクラス利用で、しかもB767の国際線機材。せっかくなのでしっかり記事にしていきたいと思います。
まず、今回のフライトについて軽く情報を載せておきます。
運行会社・・・全日本空輸(ANA/NH)
機材・・・・・Boeing 767-381(ER) JA627A <76E>
便名・・・・・NH603便
区間・・・・・東京国際空港(羽田空港)(HND/RJTT)→宮崎空港(KMI/RJFM)
座席・・・・・プレミアムクラス/7K
今回の目玉は何と言っても機材。ANAのB767-300ER国際線仕様です。予約ページでは"76E"と表記されます。
ANAのB767は"76P"と今回乗った"76E"の2種類。76Pは国内線専用のB767でプレミアムクラス10席、普通席260席の270席仕様。
全国の国内路線に就航しており、ベーシックな機材の一つと言えます。
それに対して"76E"は、国際線仕様。厳密には内際兼用と言うのが正確かもしれません。
座席はビジネスクラス35席、エコノミークラス167席の202席仕様となっています。国内線に入るときは、ビジネスクラスがプレミアムクラス、エコノミークラスが普通席として提供されます。
767なのに202席と、かなりゆったりした座席配置です。
"76P"はWi-Fiはあるものの、コンセントはプレミアムクラスのみで普通席はUSB電源のみですが、"76E"は全席コンセント付きで、小さく画質も良くないものの個人用モニターもつきます。
しかし国内線ではWi-Fiサービスはありません。ただし、今後全6機にWi-Fiをつける工事が行われるらしく、そうなれば"76P"より全体的にあたりの機材となるでしょう。
そんな"76E"の外見上の特徴は主翼の先端にウイングレットが装着されていること。
ANAの所有するB767の中でも新しい機材です。
この"76E"、個人的に大好きな機材。世界一好きな飛行機と言っても過言ではありません。
B767は全般的に好きなのですが、ANAのトリトンブルーの塗装にウイングレットがチャームポイントの"76E"推し。
一度この"76E"に乗りたいと思っていたのですが、この6月中旬の宮崎―東京線に2週間ちょっと充当されるということで、乗ることを決意。
金曜日の夕方の飛行機で東京に飛び、土曜日は東京で遊び、日曜の朝の"76E"で宮崎に買える計画としました。
元々は普通席を使うつもりだったものの、予約を1ヶ月前にした上ローシーズンだったため、案外航空券が安く、ちょうど呑んだ帰りで酔った勢いでプレミアムクラスを予約してしまいました。
「スーパーバリュープレミアム28」で予約したため、航空券は27750円也。大好きな機材だし、上級クラスだし、3万切ってるしまあいいでしょう。
予約をしてサクッと支払いを済ませたあとは、ANAアプリに表示される予約画面を眺めながら、搭乗の日が来るのを首を長くして待っていました。
前置きが異常に長くなってしまいましたが、そろそろ本題の搭乗記に入っていきたいと思います。
今回利用したのはNH603便。羽田を7:55に出発し、宮崎に9:40に到着する便です。
東京―宮崎線では最も複通路機が入りやすい便。
当日は泊まるところがなく、渋谷の街を朝まで彷徨った後、渋谷駅を朝4:49に出発する山手線の始発電車で品川駅へ。日曜早朝の電車ということで死んだ魚の眼をしたような酔っぱらいだらけでした。
にしてもなんでそんなぐったりするまで飲むんですかね。九州だと酔って死にかけている人をここまで見ることは無いので、さすが九州男児は強いなと思います。
まあ私は九州男児でもなんでもないので酒は弱いですが。

品川駅から京急線に乗り換え。
京急を代表する形式、新1000形の中でも最新鋭の第22次車でした。ちょっとうれしい。
にしても22次車ってすごいですよね。2002年デビューですから、20年以上も同じ形式のままステンレスになったり塗装が変わったり、顔が変わったり、貫通路がついたり、いろいろしながら今もなお導入されているわけです。
この22次車は基本ロングシートですが車端部は一部クロスシートになっており、運転室の後ろに前向きのかぶりつき席がありました。
もちろんかぶりつき席に座り、空港線の前面展望を楽しみました。
品川を5時過ぎに出る早朝の電車ですが、蒲田あたりで人が増え割と満員でした。
20分ちょっとで無事羽田空港に到着。早いもんです。

羽田空港についたら即座に第2ターミナルの到着フロアの端っこにあるシャワー室に。
前日からシャワーを浴びられていなかったので、有料シャワー室を借りることにしました。
T1にはシャワールームは無いですがT2はあるのがいいところ。国際線も一部使うからですかね。
かなり綺麗で広々したシャワールームでした。
お値段30分で1500円也。ちょっと高くも感じますが、都内でシャワーを浴びようと思うとネットカフェかサウナになり、シャワーだけ借りられるネットカフェだとアメニティ等をあわせて相場が1000円前後、サウナだと時間帯にもよりますが深夜は色々割り増されて4~5000円ほどかかります。
普通にネットカフェに入ろうにも、繁華街のネットカフェはいっぱいで入れないことが多いですし、それなら始発まで我慢して羽田空港できれいなシャワールームを1500円で借りるのはある意味コスパやタイパ的に全然アリだと思います。
シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー、タオル類全部ついてしかもかなり清潔ですから、1500円の価値はあります。

シャワールームでさっぱりしたあとは保安検査に。プレミアムチェックインで専用の保安検査場を使います。
人が少なくてのんびり保安検査を抜けられて楽ですね。ちなみに記念に紙の搭乗券も発行してみました。プレミアムチェックインのカウンターを使っても良かったんですが、普通に混んでいたので自動チェックイン機でサクッと。まあオンラインチェックインは済ませてたんですがね。
出発まで1時間ほどあるので、ANA LOUNGE(本館北)へ。プレミアムチェックインの保安検査場直結なので便利です。
健康志向ぶって青汁を飲んだり、青汁で健康になったからと朝っぱらからビールを飲んだり、コーヒーを飲んだりのんびりしてました。
青汁なんて15年くらいぶりに飲んだんですが、あれ味無いんですね。グリーンスムージーみたいなのを想像してました。ビールで口直ししたんでどうでもいいですが。
のんびりしてたら搭乗開始が近づいていたのでトイレを済ませラウンジをあとにしました。
飛行機もゲートでしっかりスタンバイしてたので撮影してからゲート前へ。撮影してたらちょうど事前改札が始まりました。
プレミアムクラス利用ということでグループ2で優先搭乗。日曜朝の宮崎行きということでプレミアムクラス、普通席ともにそこそこ空いていましたね。
プレミアムクラス利用はちょうど10人ほどだったのでかなりゆったり。なんせプレミアムクラス35席もありますからね。
今回の座席はこちら。
国際線時はビジネスクラスとして使用されるため、国内線だとかなり豪華なシートです。
このシート、"ANA BUSINESS CRADLE"と名前がついています。その名のとおり「ゆりかご」のように倒れることが特徴。バックシェルがついているのでどれだけ席を倒しても後ろのお客さんを圧迫することはありません。
安全のしおり。これは国内線仕様のものと全く同じです。
先に述べた通り、"76E"は全席個人モニター付きですが、ビジネスクラスのモニターは普通席より少し大きい12.1インチのもの。
まあ最近の機材は普通席でも13インチ超えのモニターを採用していますし、画質も悪いのでさすがに古臭いですが、ついているだけ嬉しい装備です。
座った目線だとこんな感じ。かなりシートピッチがあるので非常にゆったりしています。
ちなみに、この機材は機外カメラ付き。画質は荒いですが前方カメラの映像を見ることができます。結構楽しい。
機外カメラといえばエアバス機のイメージがありますが、767にもあるんですね。
今回はプレミアムクラス最後尾を抑えたので、翼とエンジンを眺める事ができます。
ウイングレットかっこいいね。

最後尾からビジネスクラス区画の全景を。
広いですねえ。やっぱり複通路機はゆったりしてていいです。
多分頭上空間が広いのが効いているんでしょう。
そんなわけで、飛行機は定刻から10分ちょっと遅れて羽田を出発。
この時間は羽田のラッシュですからこれくらい遅れるのはいつものことです。宮崎につく頃にはどうせ早着でしょう。
そんなわけでこれからついに離陸するぞ!というところですが、いつものとおり長くなってしまったので一旦切ろうと思います。
4000字弱書いてるのにまだ離陸してないの、危機感もったほうがいいですね。好きな飛行機なので熱くなってしまいました。どうかお許しを。
では一旦さようなら。
↓続きはコチラから↓