息子が薬剤師になるまでの約6年間を振り返って書いています。
現在の息子は、病院薬剤師1年目です。
こちらの続きです↓
寝る間も惜しんで、卒業試験の勉強をしていた息子は、就職活動を完全にストップさせていました。
予定されていた就職試験断念については↓
卒業試験が11月なので、下手したら就職活動は年明けになってしまうかもしれません。
親の私の方がいろいろと不安になり、仕事中、病棟に指導薬剤師さんに連れられてきた、新人薬剤師のKさんが座って電子カルテを開いているときにチラッと就職活動はどうだったのか尋ねてみました。
Kさんは、都内の有名薬科大卒業で、地元に就職するつもりで最初からこの病院を選んでいたそうです。
もし、この病院に落ちていたら、不採用通知が届いてから、調剤薬局に履歴書を送るつもりだったと話してくれました。
調剤薬局の就職試験は、ギリギリ3月(4月入社の1週間前)まで募集しているところがたくさんあるそうです。
Kさんの話を聞いて、とにかく安心しました。
ならば…最悪、国家試験後でも間に合うじゃないですか。
とりあえず、卒業に向けて試験勉強をしてほしいと思いました。
ただ、病院薬剤師になりたいという息子の気持ちも大切にしたいという思いもありました。
そして、試験勉強とコロナ感染対策のために一歩も外に出ない日が何日も続くことが心配でした。
離れているので、様子を見に行くことも叶わず。
コロナ感染者が他の学部から出ているので、キャンパス内にも立ち入れず、同級生とも顔を合わせることなく、親の私も医療従事者なので、会いにも行けず、心配なことばかりでした。
そんな中、息子から
「国家試験の古い過去問題集を手に入れたいから、メルカリとかで探してほしい」
と連絡が来ました。
第87回(2002年)〜99回(2014年)くらいまでの古い過去問から、リメイクされた問題も出されるとの話を予備校講師から聞いたことなので、少し焦っているのでしょう。
息子のお願いなので、頑張って探すことにしました。