I love ホットケーキ☆ -25ページ目

I love ホットケーキ☆

夢の中に訪ねて来たら、
一緒にご飯を、食べよう。
「美味しいね。」って言おう。
「愛してる」って言おう。
「ありがとう」って伝えよう。

作品『ドミニオン』はかなりゆったりして実はちょっと退屈な作品なんです。

でもその内容はかなり重要で深いから、今日は整理しながら観てみようと思います。

 

主人公ランカスター・メリン神父は第二次大戦中多分ナチスの残虐な行為によって、神の無力さと沈黙を感じ、信仰を捨て考古学者になりました。

この残虐な行為のシーンは観ていて本当に辛いです。

ナチスの映画を観るたびに思い知らされるのは、自分を強者を認識した人間が弱者の命をまるで玩具のように弄ぶ非道な悪が、人の心にはあると言う事です。

「どういう選択をすればいいのよ~!!!」って心の中で悲鳴をあげてしまいます。

*メリン神父は実在のジェラルド・ランカスターハーディングという実在のイギリス人、神父で考古学者の方だそうです。死海文書発見に関わった人物という事です。著書も結構あります。

さて問題の発掘現場ですが、トゥルカナ湖の西側にある遺跡は当初屋根だけが地表にでています。建築様式は5世紀位のものですが、奇妙なのはまだその時代キリスト教はこの地には伝わっていないのに初期キリスト教の建造物なのです。またこの辺にセビトゥアナ族も住んでいます。彼らは遺跡の発掘に大反対です。

メリン神父は公式な立場を持たずに発掘に関わっていますが、そこに多分イエズス会のフランシス神父がトゥルカナ地区伝道に赴任してきます。彼は遺跡の宗教的な価値を図る役目も担っています。ちょっとロマンス要素が入ってくるのは村の診療所で働くヘイムノ収容所にいたことのある(多分)ドイツ人の女医レイチェル。

フランシス神父は学校もはじめジェームスとジョセフという男の生徒も与えられます。

発掘現場では作業員が熱射病で倒れたり、チェチェという現地では呪われた者だと疎外されている青年が現れたりして伏線が張られています。暴行を受け倒れているところを見つけたメリン神父は彼を診療所へと運びますが、女医は化膿している腕はもう駄目で足は治療の余地があると言います。そして「あなたの探しているものはここにある。」と言われたメリン神父はその夜悪夢を見ます。片手のひらだけに傷を持った女は悪魔の化身かな???

いよいよ遺跡の全容が見えてきます、神を称える礼拝所のはずがそうは見えない。まさしく悪魔を封じ込めるために作られているので、中にいる天使の彫像たちは何かを抑えるような姿勢をしている。石棺があり、下に続く通路も現れます。同じ時刻チェチェが何かに怯える様子を見せます。下に続く通路を降りていくとそこには悪魔(地元の異教の神)を祭り生贄を捧げた場所が現れます。その上に聖ミカエルを称えた教会を建て封印したのだと仮説がたちます。この時点でもう悪魔は解放されてしまったようで、土地では異常な事態になり始めます。牛がハイエナを襲いその肉を食べ、村で生まれた赤ん坊は腐敗している。ただチェチェには腕が治ると言う奇跡が起きます。イギリスから遺跡を守りに来た衛兵が逆に盗みを働こうとして無残な遺体となって発見される(それは洗礼者ヨハネと、ペテロの死を意味する構図で置かれていた)。少佐はセビトゥアナ族達を疑い無関係の少女を撃ち殺します。メリン神父は再び過去の事件と同じような状況に立たされた訳です。フランシス神父は「時に悪が人生を支配しても信心の力が我々に強さを与えてくれる、悪を倒すより生き延びよ」と言ったメリン神父自身の言葉を本人に語って聞かせます。「生きているとは言えない」と答えるメリン神父に、「主は突き放したのではない、愛ゆえにはなれるのをゆるした。主を信じれば主の愛で再び導かれるはず。あとは信じるだけ。」と説得します。セビトゥアナ族はキリスト教の悪が広がらないように子供を殺すと学村の学校に現れ子供たちが犠牲となります。殺された子供の父親が「これが信じる者に対する主の答えなのですか?」とメリン神父に訴えます。

衝撃をうけたフランシス神父はチェチェの癒しを目の当たりにして、また信仰を強くするのですが、彼にもまた悪魔の攻撃が始まります。神にむいて祈る時、悪魔もまたその祈りに聞き耳を立てそのすきを攻撃してくるのです。ここでチェチェに憑いた悪魔が姿を現します。チェチェに洗礼を施そう主張するフランシス神父にメリン神父が、悪魔ではない人間の仕業だと食い下がります。すると本人があの遺跡の教会で洗礼を受けたいと言い出します。何という事…

遠巻きに遺跡を眺めている少佐が「私にも彼の気持ちがわかった、そこからの抜け道はこれだけ」とメリン神父に言い残し拳銃自殺を遂げます。遺体を運んできた曹長は少女を撃ち殺したのも何かに憑りつかれて少佐らしくなかったと言う、病室では起き上がったチェチェがちょっと不気味は笑みを見せる。

そしてチェチェの洗礼式準備を始めるフランシス神父。(ちょっと罠かも知れないと私は思う)外ではセビトゥアナ族が戦いの準備をしている。

洗礼式を行おうとするとチェチェに憑いた悪魔が暴れだし、フランシス神父は彫像に叩きつけられる。

セビトゥアナ族はメリン神父らに自分たちの要求は「教会を埋めること。悪の宗教と軍を連れてきたフランシス神父の命、悪から力を得ているチェチェの命」だと言う。

教会の中では悪魔がチェチェを通してフランシス神父をいたぶっている最中。

「自分がなにで遊んでいるか何も分かっていなかったな(多分誤訳w)」

フランシス神父はレイチェルを残して典礼をとりに走り出す、なぜ彼女を一人にする?w「我こそは完全なり」と言う悪魔の姿はもうすでにチェチェとは違う…地震が起き教会の入り口が半分埋まるほどの威力だ。軍はレイチェルを教会に残したまま封鎖し、朝になってから救助活動を始めるが、瀕死のフランシス神父も発見される。自分の魂が危ういと最後の秘跡を望むフランシス神父。チェチェの悪魔を祓う為儀式をするローマ典礼書が必要だと言う。なのに手ぶらで教会の下にまでレイチェルを探しにいくメリン神父。もうすでにレイチェルは操られているのかも。

「レイチェルの過去を書き換えていたのに、残酷なのはどっちだ?お前が邪魔をした」と悪魔とメリン神父の掛け合いが始まる。罪のないレイチェルを何故苦しめるのか聞くと彼女の過去を暴露し、「お前は神を嫌っている、当然だ神はお前に耐えがたい罪を与える。」「私は神を呪わない」「一つできることは関心を捨てることだ、自由になれ」と提示する悪魔。まるでエデンの蛇のようだ。走り去ったメリン神父はフランシス神父の傍らで祈り「私は試練に負けました、疑念を許し給え、お助け下さい。疑念を奪い、強さを与え給え。罪を許し、清め給え。この使命の為に」聖典を探し始めた。

*本当ここまでもゆっくりゆっくり進むので途中で疲れてしまう。

祭服を着て聖典を手に教会に向かうメリン神父、悪魔と対峙し「我らに慈悲を、イエスよ、天の父なる神よ我らの慈悲を、神と子と救世主よ我らに慈悲を、聖霊よ我らに慈悲を、三位一体なる神よ我らに慈悲を」と挑むが「お前はもろい壁だ」と投げ飛ばされてしまう。「戦うのは私ひとりだけじゃない。聖なる天使と大天使たちよ、我らに祈りを。祝福されし死聖霊たちよ祈りを、洗礼者ヨハネよ祈りを、聖パウロよ祈りを、聖ヤコブよ祈りを、聖ヨハネよ祈りを、聖トマスよ祈りを、聖マタイよ祈りを、殉教者たちよ祈りを、聖グレゴリーよ祈りを、聖アンブローズよ祈りを、聖アウグスティヌスよ祈りを、神の聖徒よ 我らの為に とりなしを、主のお怒りから救い給え、憎しみや憤怒-敵意から救い給え、雷と嵐から(悪魔…戻りたくないか?そうだ戻るといい)疾病や飢餓や戦争から我らを救い給え(悪魔…戻れ、あの日をやり直すがいい、罪を終わらせろ、戻れ)永遠なる死から…(悪魔…戻りたいと思わないか?)その聖なる…

ここでメリン神父はあの時に戻されるのです。そして違う選択をするがまた悲惨が結果に終わる。(悪魔…気分は楽に?精一杯頑張った、自分の命を差し出した、だが神は全員を殺した。お前の罪は消えた。お前は自由だ。この大地を堂々と歩ける。借りも罪もないまま。)と囁く、絶妙に誘惑してくる悪魔だな~けれどもメリン神父はきっとどこかで悟ったのだと思う。「大地は貴様の領土じゃない、人は神の宮であり、聖なる器である。聖なるものの顕現を通じ我らを救い給え、その再臨と、(悪魔…お前を破壊してやる!)降誕を通じ救い給え洗礼と断食により救い給え、(この時レイチェルが歩き回りながら自分の首にナイフを当てています)40日の荒野の誘惑を通じ我らを救い給え(村では憎悪が満ち暴力が起こっています)十字架での犠牲を通じ我らを救い給え、聖なる復活を通じ我らを救い給え、聖霊の再臨を通じ救い給え、神の世から根絶され追放され給え(??翻訳に主語がなくて分かりづらいね??多分悪魔の追放)、そして恐れよ!サタン!」すると悪魔は自分の口から虫を大量に吐き出します。「この教会にたたえられし聖ミカエルの名において、救世主のために死んだ者の名において、イエスと聖者の名において汝を追放する。聖者の信念の力と、殉教者の血で追放する。神の恵みを受けし天使たちが汝を追放する。」すると弱り始めた悪魔はチェチェの声を使って「アパおねがい」と懇願し始めるが、メリン神父は「神を信じるんだ」と言い(悪魔…二人とも殺してやる)とあがく悪魔を十字架でうち「最後の力で立ち向かう、世界の果てから果てまで汝に立ち向かう、魂が地獄で燃え尽きるまで立ち向かう!」「汚れし魂を我々は払うサタンの力を我々は阻止する、敵のあらゆる侵入を。主よ悪の力をはじき給え」すると上から光が差し悪魔の姿が見えなくなりました。レイチェルは喉にあてたナイフをおろし、メリン神父はチェチェに許しの秘跡を与えます。

平和の戻った村の様子…セビトゥアナ族が教会の悪魔は消えたか?と聞くとカラーを付けたメリン神父は「ああ、これからは」と答える。「悪魔は敵となりあなたを追いかける」と言い残して族長が立ち去りフランシス神父のお墓が映し出されます。

「ローマに報告しに行く」と言うメリン神父は「私には教会しかない」と言う告白もします。そして霧の中に消える…

霧?砂嵐???

 

とても長くなってしまいました。

省けなさそうな部分ばかりでした。

悪魔の攻撃の仕方が実に巧みでした、やり直したい過去に連れて行き罪の行いを正せとは。どんな罪であってもそれは自分の負わなければならない十字架でもあり、それをおろせるところはただ一つキリストイエスの足元だけだよね。

それにしてもメリン神父の戦い方、あらゆる人の名前をあげてともに祈って下さいと言う姿勢には教えられる。

 

さあまたエクソシストシリーズで魂を燃やそうかなwww

 

追)))見落としたのかもしれないが、この悪魔の名前出てきた???