児童書には、小学生の男の子が主人公のシリーズも沢山あります。今回Jake drakeを紹介します。
Andrew Clements
Atheneum/Caitlyn Dlouhy Books
2016-10-25
小学校4年生のジェイク・ドレイクが主人公の、主に学校が舞台の学園ものです。語数は8,000~12,000語です。このシリーズは全部で4巻です。
上段左の「Class Clown」は、教育実習に来たまじめな先生をなんとか笑わしてみせる!と奮闘するストーリ。上段右「Teacher's Pet」は、「先生のお気に入り」というテーマなんですが、子供たちの中では、この地位にある子はクラスで仲間外れにされてしまう運命なのですが、たまたま先生のお気に入りになってしまったジェイクが、なんとか状況を変えようとします。
男の子が主人公のストーリーは、おバカでひょうきん者の子がおもしろい事や物を発明したり、ちょっとした事件の謎を解いたりするテーマが多く、人間関係に悩む時は大抵相手が「いじめっ子」だけ。単純で、くすっと笑いながらさらっと読めます。
日本だったら、きっと漫画になるような題材ですね。