幼稚園のプレでの製作の時の事。
今回は長方形の紙に風船の形に丸が書かれていて、線にそって切る→ハサミを片づける→糊を付けて貼る、という行程を先生と子供達だけでしました。
我が家の娘は私とは正反対の、のんびりやさんでマイペース。
先生が「もう丸く切れて貼り始めたお友達がいますよ」と声をかけた時点でまだ3分の1程しか切れてない娘。
親は口出ししないようにということなので、とにかく口出さないようにイライラしながら我慢しつつ見てました。
何とか切り抜いて糊を貼って時間内に作品が完成!したのですが、完成はいつも最後の方。
うちの娘、ホントのんびり屋で遅いんだから…こんなところは夫に似ちゃって…なんてイライラしてたのですが、お隣のママさんが
「(娘)ちゃん、線通りにきれいに切れてすごいね~きれいに丸になってる」と声をかけてくれました。
娘の作品はこれなんですが
確かに以前よりも線に沿って切ることができるようになってる!?
どうしても子供を比較して「早く」できるということに目が行ってしまい、「早い」子はすごい!良くできる子!なんて思いがちですが、「早い」だけがすごいことではないって当たり前な事を忘れていた自分にハッとさせられました。
娘の場合はのんびりだけどその分丁寧にじっくり取り組んでいるんですよね。
良く見てみるときちんと線の上をはみ出さないように切ろうと努力した跡がハッキリ見える娘の作品。
他のお子さんと比較して、あの子はあんなにできるのにどうしてうちの娘はできないのかしらなんて思うよりも、できた事や、娘なりに努力している事に目を向けて、長所を伸ばしてあげられるようにしてあげないといけないな~と今さらながら反省させられました。
私は一卵性双生児で常に双子のカタワレと競争し比較されて育ってきたので、夫と娘のマイペースさにイライラしつつも、羨ましくもあります。
育った環境だけはどうにも変えられないのは分かってますが。
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