こんにちは。

今日はオフェンス(攻撃)とディフェンス(守備)についてレッスンしていきましょう。

まずはオフェンス(攻撃)。いきなりですが攻撃とは何ですか?

私はよくジュニアにこの質問をします。しかし皆、黙ってしまいます。

なぜでしょう?それは攻撃の本当の意味を理解していないからです。

テニスにおける攻撃とは

ラリー回数を省略出来るプレイです。

なので『いかに無駄なラリーを省略出来るか』を考える事が攻撃的なプレイのために必要です。

しかし一発を狙ったギャンブルショットはダメです。

百パーセントポイントを取れる事を前提としてショットを上手く使います。

つまり使い方を考えプレイする事が攻撃的なテニスになります。

そして無駄なラリーを省略出来るという事はミスの可能性も減らすことが出来ます。

『ラリー回数10回のラリーを7本に省略出来ればミスは30%減らせる』

なのでサーブ&ボレーが最も攻撃的なプレイと言えますが

偏ったプレイスタイルに対する攻略法が確立されている現代テニスにおいては

あまり現実的とは言えません。

なのでオールラウンドなプレイを基本としてショットを上手く使い

ポイントを取っていく事が大切になってきます。

次に守備。これも誤解が多い様です。

これも攻撃同様に『守備』って何?』と質問すると

『相手が甘いボールを打つまで返す』や

『ミスするまで返す』といった答えが返ってきます。

しかしスバリ言います。守備とは逆転です。

自分の不利な状況をゼロに又はプラスに戻す事が守備です。

なので使い方を考え、自分の不利な状況をいかに逆転するかを考えて下さい。


こんにちは。
昨日から滋賀県ウィンタージュニアが始まり、少し見に行ってきました。

Tennis Companyからも何人か選手が出場しています。

まだ明日、明後日と続くので気を抜かず、頑張って欲しいと思います。


さて今回で④回目となりましたが、

今回は皆さんの疑問に答えたいと思います。

普段のレッスンは勿論ですが、国体強化練習会や低年齢強化練習会等でのQ&Aを紹介します。

質問①
相手は当てるだけでボールを返すだけなのですが、自分がいつも先に打ちにいってミスをして負けてしまいます。

どうすれば良いですか?

答え①
考え方を変えて下さい。

逆に返すだけということはボールは威力がないということです。本来そんな威力のないボールなら

自分に余裕があるはずです。そんな余裕があるならしっかりとショットの使い方を考え、計画的にポイントを

取りにいってください。本来そのようなプレイヤーは一番やりやすいのです。

感想①
そういえば、打っても打っても返ってくるから、イライラしてエースを狙いにいっていました。

ありがとうございました。

質問②
頭では使い方が大切だということは解っているのですが、なかなか上手くいきません。

答え②
後手になっているのではないですか?当然相手も同じ事を考えているのですから、先にやられれば不利に

なります。一言で言えば先手必勝です。先にやったモノ勝ちです。

そのためにもサーブからのコンビネーションをしっかりと練習してください。

感想②
そういえば自分ばかりが走り回っていた気がします。相手に先にやられていたのですね。何か解ったような

気がします。

質問③
打ち方は関係ないのですか?

答え③
極論を言えば関係ありません。自分が打ちたいところに打ちたいボールが飛んでいれば良いです。

しかし今のフォームでは打ちたいボールが打てないのであれば改造していく必要があります。

その時に大切なのはフォーム改造と同時にそのショットの使い方も同時に練習してください。

そうしていけば本質をブラさずにフォームを改造出来ます。打ち方ばかりに気を取られると例えフォームが

改造できても試合では使えなくなってしまいます。

感想③
ありがとうございます。

今のフォームではダメかと思っていたので、気持ちが楽になりました。

質問④
テニスの基本は足だと言われたのですが、私は足が遅いのでこれ以上は勝てませんか?

答え④
足は大切ですね。

しかし私はテニスの基本はゲームだと考えています。良いフットワークも良い技術も

ゲームをより効果的に進める要素の一つであると考えます。良いフットワークも技術も使えなければ意味が

ありません。逆に貴方が足に自信が無いのであれば、貴方の技術で勝てる使い方を考えてみてはどうですか?

感想④
ありがとうございます。救われた気がします。年齢的にも足を鍛えるのはしんどいですし、足を動かさなくても勝

てるように技術の使い方を考えます(笑)

質問⑤
練習では上手く打てるのに試合では上手く打てません。

答え⑤
かなり上手く打てているので、それを使ってどうやってポイントを取るのかを考えて下さい。

貴方は上手く打つことをゴールとしているようですが、テニスはゲームです。

試合はポイントを取ることがゴールになってきます。

要するに貴方のゴールと思っている事とゴールが違うのです。

そのズレが試合で上手く打てない原因です。

そもそも試合では相手は貴方に上手くプレイさせまいと考えています。

その中で上手く打つことを考えても上手く打てないのは当たり前です。貴方は高い技術を持っているのですから

その技術を使いポイントを取ることをゴールとして考えてください。

感想⑤
なるほど!そんな考え方をしたことがなかったです。目からウロコです。

そう言われてみれば、ミスした後にフォームの事やどうすれば上手く打てるかばかり気にしていました。

上手く打つことより上手くポイントを取る事を意識したら良いのですね!

せっかく板谷コーチが高い技術を持っていると言ってくれたので技術には自信をもって、

これからは上手くポイントを取る事を意識して頑張ります!


以上の様な質問を数多く頂きました。その他をあげればキリがないのでここでは質問を一部ですが

抜粋させてもらいました。

このブログをよんで下さった方もご質問があれば是非、下記アドレスまでお送り下さい。

mapiyocyu@yahoo.co.jp

板谷 政文


さて今回は別の観点でレッスンしていきましょう。

第①回目ではテニスはゲームであるということ。

そしてそのためには技術の使い方が大切であるということ。

第②回目では技術を使うためには逆算することが大切であるということ。

を説明しました。

ここでは

『練習について』

をテーマにしたいと思います。


多くの人はただ上手くなるためと漠然と練習をしています。

なので実際にははっきりとした目的もなく黙々とボールを打ち続け、

練習の先に試合があると信じています。

しかしこれではいつまでたっても試合に勝てるようにはなりません。

ではどうすれば良いのか?

練習は必ず試合から逆算した練習であるべきです。

第①、②回目を意識して試合をすれば

おのずと課題が浮いてきます。

『あれが出来ればもっと簡単に勝てた』

『あれを強化すればもっと楽になる』etc・・・

これを練習すれば良いのです。

こうやって練習すれば試合とつながります。

こうやって練習していけばはっきりと目標も見え

モチベーションも上がり、試合と直結した練習が出来るようになります。

なので本来はテニスの本質を理解し練習しないと勝てないのです。

それを練習量で誤魔化しているだけなのです。

汗の量や疲労感だけで満足してはいけません。

練習量=上達ではないのです。

テニスの本質をとらえ合理的に要領良く質を考えて練習しましょう。