一昨日、テレビで錦織圭の特集をしていました。

題して『Winning agry~ 格好悪くても勝つ』

これを見て凄く深いと感じました。

何故なら

最近、このようなゲームをしている選手をあまり見かけないからです。

昔、私がコーチを始めた頃は『Winning agry~ 格好悪くても勝つ』この様な選手は沢山いました。

『こい!!』 『カモン!!』等、声を出し必死の形相でボールに喰らいつき

『ポイントを取る。』『試合に勝つ。』というゴールに向かい一心不乱に

ボールを打っていました。

そんな選手が多く、試合を観戦していても熱く胸に込み上げるものがあったのを覚えています。

しかし最近は情報社会の発達と共に皆が情報を共有し、トッププレイヤーの

打ち方や格好を身近にとらえることが出来るようになりました。

それにより皆が格好を気にして、そればかりに気を取られスマートにテニスをしようとしすぎて

必死にテニスと向き合っていない様に見えます。

そんな中で一昨日の錦織選手の特集は

ポイントを取るため、試合に勝つために、必死にボールに喰らい付くという

原点を特集を放映されていた事に深さを感じました。




こんなアドバイスを貰ったことはありませんか?

『上手いけど弱い、下手でも強くなれ。』

『強いテニスを学べ。』

等、強さを求めるアドバイスです。

私もかつてこのアドバイスを頂いた事があります。

しかし当時は意味がわかりませんでした。

そもそも強さとは何か?上手さとは何か?

『漠然とイメージは出来るもののはっきりとしない。』とこんな感じでした。

今回は強さをテーマにしていきたいと思います。

結論から言うと

強さ=過程を考える力です。

上手さ=答えを考える力です。

説明すると

□(+、-、×、÷)□=2

強さとはこの計算式(過程)を考える力です。

テニスではポイントを取る事が答えです。上記の計算式では2にあたります。

そして2を導くための四角を考えてプレイする事が強さです。

1+1=2、3-1=2、2×1=2、等

計算式は無数に存在しますが答えが正しければ式は何でも良いのです。

そしてこの答えを導くためにより具体的な方がイメージしやすいと思います。

一つ例をあげます。

ポイントをボレーで取ると設定します。(答え)

ならばボレーが出来るボールを相手から導くためには何を打てば良いか?(計算式)

と考えれば良い訳です。

勿論、幾通りもありますが

出来るだけシンプルな形で出来る方が良いです。

何回も言いますがテニスはゲームです。

ゲームである以上、答えは決まっています。

ポイントを取ることです。

このブログでも先述した通り

ゴールを決め逆算して過程を作る事が

強さだと思います。

皆さんもゴールを決めそれを導ける様な

テニスを目指してください。

前回『見えないボール』について触れました。

『見えないボール』とは意識の外から飛んでくる予測不能なボールであると

説明しました。そしてこれこそがテニスにおける最強のボールだと・・・

これについて今回は補足したいと思います。

予測不能にするためには相手の思考を読み、その思考を裏切らないといけません。

これはトランプや将棋等に共通するゲームにおける基本的なテクニックの一つです。

そしてこのブログの初回で説明した様にテニスもゲームですから

この様なテクニックは当然、存在します。そして駆使しないといけないと思います。

しかしトランプ等と違い、1秒以内にボールが飛び交うテニスでは

時間に余裕がありません。

なのでまず時間のあるシュチュエーションから実戦する事を薦めます。

例えばチャンスボールやサーブ等、割と時間がある時です。

チャンスボール時であれば少しテンポを遅れさせて打つと良いです。

サーブであればモーションにはいる前の時間を長く取ります。

この様にすれば時間を長く取れ思考を読む時間が生まれるので逆をつく事が出来ます。

この例の様に随所で『見えないボール』を混ぜる事が現実的です。

それにより、相手は『どこに打ってくるのか?』と迷います。

幾つかの選択肢があればこそ迷うのです。迷えば動作が遅れ、ミスが生じます。

全てのボールを『見えないボール』で打てれば

その選手は最強ですが、現実的ではありません。

なので一部に『見えないボール』を混ぜて

ゲームをコントロールしていく事から始めましょう。

また慣れてくれば通常ラリー時でも『見えないボール』を

打つ事は十分に可能ですのでトライしてみて下さい。