母は、悲劇のヒロイン。よく言えば感情豊かです。場所も相手も選ばず、どこでも誰でも泣きます。地元にいる友達が、今日Noaのお母さんに会ったよ。心配して泣いてたよ。と言われた事がありました。
本当に勘弁して欲しい。恥ずかしい。もう大人になっているというのに。

母は十人兄妹の下から二番目。母の母であるわたしの祖母は、母が十八歳の時に病死しました。その後、母の父は再婚したのだが、その嫁がすべての財産を持ち逃げしたそう。
住む家もなくなり、母と姉は、親戚の家を転々としたようです。
数年したら、持ち逃げした嫁が戻ってきて、母の父はそれを許したらしく、母の方から縁を切ったそうです。
母は結婚しますが、夫は肝臓癌で二十代で亡くなってしまいます。その後、土地を離れたくなり、一人愛知県の工場で働きました。

確かに不運なのです。でも、わざわざ人に話さなくてもいい事です。身の上話をしては、泣くので、周りも困ります。