ユウさんに会って、本当に良かった。
ユウさんに分骨する約束をし、ホテルに戻りました。夜十二時近くだったと思います。
目を開けていられないほどの眠気で、ベッドに倒れこむように眠りました。

四十九日に地元へ戻った際に、母の目を盗み、父の骨つぼを開けました。そして、かたちが崩れていない部分を探し、箱に入れました。父のお骨を札幌へ持ち帰りました。
わたしは、大阪へ届けようと思っていましたが、そうこうしてるうちに、今度はユウさんが札幌に来てくれました。大雪で飛行機が遅れました。そんな時期なのに、急いで取りに来たのは理由があり、来週、父と初めて出会った場所に仕事に行くから、一緒に行きたかったからだそうです。父の骨を首から下げて持ち歩くつもりだったようです。わたしとユウさんは居酒屋に入り、父の話をたくさんたくさん聞きました。ユウさんは父の日常を知っている人。こんな話は、母とは話せない。母と父の話になると、喧嘩になるので、もう禁句になっていました。

わたしは、ユウさんに会うと温かい気持ちになっていました。安心して父の話を思う存分できる相手。彼女にとっても、父の話ができる唯一の相手だったと思います。父の妻がこの人だったらいいのに。わたしは父の無念を晴らす為、ユウさんのこれからの力になりたい。ならなければいけない。そう思い、次はわたしが大阪へ行く約束をし、お別れしました。
同じ境遇のもの同士は、依存になりやすい。