絶対に優はそんなことするような人じゃないとは思ってたから、
本当のことを聞けてリンはうれしかった。
それに…。
「水城には誤解されたくなくて!」
なんていい響き…!
リンはそんな素直で純粋な優に惹かれつつあった…
のだが!!!
「アンタ、橋本君と何話してたの!? 俺と付き合えって脅されたんでしょ!! 大丈夫!?!?」
「エ…?」
校門でリンを待っていたミカがすごい形相で駆け寄ってきた。
優はずいぶん前に先に帰っている。
よかった…。
今ミカと鉢合わせしたら優はボコボコにされるだろう。
そう考えただけで冷や汗がでてきた…!
「何の話だったの?」
「ううん、別にたいしたことじゃなかったよ…?」
「何の話だったの!?」
鼻息荒いミカ。
「いや…。 その…。 特に中身のある話じゃなかったから^^;」
「口止めされたの!? なんか脅されたんでしょやっぱり!! いいなさい!」
リンよりミカのほうがもしかしたら妄想激しいのかもしれないなw
と苦笑する。
「ホントなんでもないってば…!」
「そう…。 やっぱり私って信用できない? まぁむりに聞こうとは思わなかったけど…、こんなに否定されるなんて思わなかった…」
「だから…、そうじゃないって!」
「もういい!!!!!!!!!!」
ミカはリンから内容を教えてもらえなかったのがショックだったのか、先に校門から飛び出していってしまった。
別にリンは意地悪で教えなかったワケじゃないのに…。
ただ、優の、リンにだけ言ってくれた気持ちを、大切にしたかっただけなのに…。
ミカに言ったほうがよかったのかな。
後悔だけがリンを責め続けた。