前回の記事では、無痛分娩をめぐって旦那と大揉めした話を書きました。

 

今回は、実際に私が無痛分娩で出産した日のことを、時系列に沿って書いていきます。

「無痛って本当に痛くないの?」

「麻酔を入れるとどうなるの?」

 

これから無痛分娩を考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

 

 目次

  1. 予定日を過ぎても陣痛が来ない
  2. 陣痛が来た!と思ったら、一度帰宅することに
  3. 破水して、いよいよ出産へ
  4. 麻酔を入れたら、本当に痛みがなくなった
  5. 子宮口が開かない……まさかの帝王切開?
  6. ここからお産が急展開
  7. 無痛分娩を終えて思ったこと

 

1. 予定日を過ぎても陣痛が来ない

39週4日の最後の妊婦健診で、陣痛を促すために内診グリグリをしました。

 

予定日までに陣痛や破水がなければ、40週2日に入院して、40週3日に促進剤を使う予定でした。

 

というのも、私は身長が小さく、お腹の中の赤ちゃんが大きめと言われていたため、

「これ以上赤ちゃんが大きくなると、下から産むのが難しくなるかもしれない」

と言われていたからです。

 

ただ、40週になっても前駆陣痛はあるものの、本格的な陣痛はなかなか来ませんでした。

 

「このまま予定通り入院かな〜」

なんて思っていた40週2日の早朝。

朝4時半頃、ついに陣痛らしき痛みが来ました。

 

事前に病院から「10分間隔になったら電話してください」と言われていたので、5時半頃に電話。

すると、

「まだ普通にお話しできていますよね?7時頃にもう一度電話してください」

とのこと。

 

いや、こっちは痛いんだけどな……と思いつつ(笑)、7時まで陣痛に耐えました。

 

そして予定通り7時にもう一度電話すると、

「来てください」

と言われ、病院へ向かうことになりました。

 

 

2. 陣痛が来た!と思ったら、一度帰宅することに

旦那は、出産直前にならないと立ち会えないことになっていたので、私は一人で陣痛タクシーに乗って病院へ。

この頃には、陣痛が来るたびに大きく深呼吸しないと話せないくらいになっていました。

 

そして、ここでちょっとした事件が。笑

 

陣痛タクシーの運転手さんが、めちゃくちゃ運転が荒かったんです。😂

若い男性の方だったので、きっと焦っていたんだと思います。

 

ただ、こっちは陣痛中。

車が揺れるたびに、

「ちょっと待って……痛い……!」

となっていました。笑

 

そして病院に到着。

子宮口は3cmまで開いていました。

 

「よし、このまま出産に進めるかな?」

と思っていたのですが……

なんと、2時間ほど病院にいる間に陣痛が少し遠のいてしまいました。

 

そしてまさかの、

「一度お家に帰りましょう」

 

……え?

 

この痛みを家で耐えるの?

正直、めちゃくちゃショックでした。笑

「うわ、まじか……」と思いながら帰宅。

 

そして家に着いて、お母さんが

「ご飯買ってくるよ」

と出かけようとした、その瞬間。

破水しました。

 

「え、今!?」

 

すぐに病院へ電話して、再び病院に戻ることになりました。

 

3. 破水して、いよいよ出産へ

11時半頃に破水。

そして12時頃、分娩台へ。

 

ここからは、娘が生まれるまでずっと分娩台の上で過ごしました。

 

私の病院では、

「痛くなって、もう無理!と思ったタイミングでナースコールしてください」

という方針でした。

 

なので、

「もう限界!」

と思ったら麻酔をお願いしようと思っていました。

 

ところが、あまりにも私が痛がっていたからなのか、麻酔科の先生から、

「もう麻酔入れましょうか?」

と言ってくれました。

 

正直、この頃には痛すぎて心が折れそうでした。笑

 

4. 麻酔を入れたら、本当に痛みがなくなった

そして、いよいよ無痛の麻酔。

 

私の場合、麻酔を入れてから本当にびっくりするくらい楽になりました。

というより……

 

痛みがほぼ0になりました。

 

「え!?本当に痛くない!」

これには本当に感動しました。

 

しかも、痛みがなくなったことで、陣痛が来ていることすら分からないくらい。

 

気づいたら私は、

お母さん、旦那、義母とずっとLINEしていました。笑

 

「今こんな感じ〜」なんて普通に連絡していて、

「これ、本当に今出産中なの?」

と思うくらいでした。

 

ちなみに私の病院では、8割くらいの人が無痛分娩だったそうです。

分娩室も隣り合っていて、仕切りはあるものの、隣の人の声も結構丸聞こえ。笑

 

そして私は分娩時間が長かったので……

隣の分娩室で5人もの人を見送りました。笑

 

隣から「おめでとうございます!」という声が聞こえるたびに、

「また産まれた……」

「私はいつ産まれてくるんだーーー!!」

と、内心叫んでいました。笑

 

自分はまだまだ終わりが見えないのに、隣ではどんどん赤ちゃんが生まれていく。

 

そんな中、私のほうはというと……

 

赤ちゃんがなかなか降りてこない。

ここから、また別の問題が出てきます。

 

5. 子宮口が開かない……まさかの帝王切開?

15時頃に無痛の麻酔を入れて、19時半頃に促進剤を使いました。

 

それでも21時頃になっても、子宮口は4cmのまま。

全然開きません。

 

この頃には、

「もしかして、このままずっと開かなかったらどうしよう……」

とかなり絶望していました。

 

さらに、破水した影響もあり、私の体温は38.8℃まで上がってしまいました。

 

先生からは、

「このまま子宮口が開かなければ、帝王切開になる可能性があります」

と言われ、帝王切開の書類にもサインしました。

 

もちろん赤ちゃんの安全が一番なのは分かっていました。

でも、正直なところ、

「できれば帝王切開は避けたい……」

と思っていました。

 

産後の回復が大変そうなのが、一番気になっていたからです。

なかなか子宮口が開かず、私は絶望して泣きながら待っていました。

 

すると21時半頃、助産師さんが、

「子宮口が開きやすくなる薬を使うね。なるべく下から産ませてあげたいから」

と言ってくれました。

 

そして、そこからの展開がすごかった。

 

6. ついに全開!笑いながらの出産

薬を使ってから、子宮口がどんどん開いていきました。

 

そして、0時半頃には子宮口が全開に。

「え、さっきまで4cmだったのに!?」

というくらいのスピードでした。

 

その頃、旦那も病院へ。

 

助産師さんから、

「もういきんでみてもいいよ」

と言われました。

 

無痛分娩にすると、

「いきむタイミングが分からない」

「ちゃんといきめているのか分からない」

という話も聞いていたので、少し心配していました。

 

でも私の場合、

「あ、今いきむんだ」

という感覚がちゃんと分かりました。

 

子宮口が開いていく感覚もなんとなく分かって、

「ちゃんと分かるんだ!」

と安心したのを覚えています。

 

そして何より驚いたのが、

痛みがないので、助産師さんと旦那と3人で普通に話しながら出産していたこと。笑

 

「今いきんでみよう!」

「はい!」

 

みたいな感じで、なんだか笑いながらのお産でした。

そして、長い長い時間を経て……

娘が生まれてきてくれました。

 

7. 無痛分娩を終えて思ったこと

妊娠する前からずっと、

「私は無痛一択!」

と言っていた私。

 

実際に無痛分娩を経験してみて、

「無痛にして本当によかった」

と心から思っています。

 

痛みがかなり軽減されたことで、出産中も落ち着いていられましたし、旦那もリラックスして立ち会えたようです。

 

旦那の職場では、

「出産中は奥さんにめちゃくちゃキレられるから、覚悟しておいた方がいい」

と言われていたらしく、旦那も内心かなりビクビクしていたみたいです。笑

 

でも実際は、私が無痛分娩だったので、旦那も穏やかな気持ちで立ち会えたそうです。

 

そして、出産前はあれだけ

「自然分娩でいいんじゃね?」

と言っていた旦那も、出産後には、

「無痛にしてよかったね」

と言っていました。

 

自分が楽だからというより、

「私が苦しんでいる姿をできるだけ見たくなかった」

そうです。

 

それは私も同じで、できることなら旦那に苦しんでいる姿を見られたくなかったので、結果的には2人にとってよかったのかもしれません。

 

ただ、今回出産を経験して思ったことがあります。

無痛だから、出産が楽だったわけではありません。

確かに痛みはかなり軽減されました。

 

でも、陣痛が来て、破水して、なかなか子宮口が開かなくて、帝王切開になるかもしれないと言われて……。

痛みがなくても、出産そのものはやっぱり大変でした。

 

だからこそ、

「自然分娩でも、無痛分娩でも、出産はどの方法でも本当に大変なんだ」

ということを、自分が経験して初めて実感しました。

 

これから出産を迎える方が、自分に合った方法を選ぶための参考に、少しでもなれば嬉しいです。