261年25日


さぁ、今日は色々盛りだくさんの1日になるぞー!
何せ今日は次女のジェニファーが1歳になり、初めて外の世界に踏み出す日だ。
そして、僕が妻にプロポーズしたプロポーズ記念日でもある。
それに、ギート麦の種蒔きの日でもある。


早速隣で寝ているジェニファーを起こす。

ほら、ジェニーちゃん起きなさい。

「…はーい」

ジェニーちゃん、今日からお外出れるよ〜。

「あっ、そうだった!わーい、もうお外いっていいの?」

まだだよ。
ママとお姉ちゃんが起きて、みんなで朝ごはん食べてからね。
あ、はいこれ、ジェニーちゃんの朝ごはんだよ。

「やったー、カレーだー!ママとおねえちゃんおこしてくるー」


ジェニファーは本当に2人が寝ているベッドまで行って「ママー、おねえちゃーん、おーきーてー」と大きな声で叫んだ。
僕はクスクス笑いながらイムたちにご飯をあげるために、一足先に階下へ降りた。








家族が全員揃った所で朝ごはん。
もちろんジェニファーの誕生日祝いをした。
みんなから「お誕生日おめでとう」と言ってもらえたジェニファーはとても嬉しそうだった。





朝食後、家族一人一人と会話するのが僕の楽しみでもある。
ベアトリスはお弁当をねだりに来て、妻とは…そのぉー…なんというか…夫婦の会話をしたりして、そしてジェニファーはお小遣いのおねだりだ。
この辺はさすが姉妹と言うべきか、ベアトリスも1歳の誕生日の最初の会話がお小遣いのおねだりだった。


妻には内緒でお小遣いを渡したあと、僕はジェニファーをウィアラさんの酒場に誘った。
やはり初めて外に出るわけだから、そこは親が最初に案内してあげるべきであると思っている。
ベアトリスの時もそうしたしね。


ジェニーちゃん、ウィアラさんの酒場に行こうか!

「うん、いくー」

それじゃあ手を繋いでね。

「パパとおててつないでお出かけー」


僕は道中色々と説明しながらゆっくりと酒場へと向かった。

家を出てすぐ目の前が街門広場だよ。
この国の人達の待ち合わせ場所になってるんだ。

「あれなぁに?まんなかにある大きいみどりのツノ生えてるやつ」

あれはフォモスの像だよ。
この国に豊穣をもたらしてくれる聖獣なんだ。
前にフォモスの本を読んであげたことあったろ?

「ああ、あれがふぉもすかぁ〜」

そのうち会えるよ。

「ふぉもすはほんとうにいるの?」

いるよ。
国のあちこちを歩いてるから、きっと会えるよ。
そうだ、今度フォモスの森にピクニックに連れてってあげようね。

「ピクニック?!やったー、ピクニックだー!」

ほら、はしゃいで手を離さないの!
迷子になっちゃうよ!
さぁ、こっちだよ。

「つぎはどこ?」

次は噴水通りだよ。
ほら、右と左に別れ道があるだろ?
その先に家があって、沢山の人が住んでるんだ。

「だれがすんでるの?ジェニファーのしってるひといる?」

うーん、ジェニーちゃんはまだ知ってる人少ないからなぁ〜。
でもそのうちお友達が出来るからね。
そのお友達が住んでいるかもしれないねぇ。

「おともだち…いっぱいできる?」

もちろん、いっぱい出来るに決まってるさ!
ジェニーちゃんは可愛いからね!

「ふーん、ジェニファーはかわいいの?」

当たり前だろう!
世界一可愛いさ!
お姉ちゃんと同じだよ!
お姉ちゃんも世界一可愛いからね!

「おねえちゃんもせかいいちなの?」

そう、お姉ちゃんもジェニーちゃんも世界一可愛いパパの天使ちゃんだよ〜(*´﹃`*)デレデレ

「わーい、いっちばーん!」

いっちばーん!

「…ねぇパパ、おなかすいたぁ」

…ん?え?
いや、さっき朝ごはん食べたよね?

「うん、カレーおいしかった」

そう、それは良かった。
なのに、もうお腹すいたの?

「うん、だってたくさんあるいたもん」

歩いた…かなぁ?
ま、まあいいや。
もうすぐだからね!
ほら、もう噴水広場だから。

「おみずがでてるー」

こらこら、走らないの!
そして噴水に手を入れちゃダメだよ!

「パパー、つめたいよー」

そりゃ冬だもの、水は冷たいさ。
落ちたら風邪ひいちゃうから気をつけてね。

「はーい」

さあ、気が済んだらウィアラさんの所に行こうね。

「ごはん?」

ああ、うん。
ウィアラさんに挨拶だけするつもりだったけど、お腹すいてるなら何か食べようか。

「いくー、はやくいこう!」


そんな感じでジェニファーに急かされるように酒場へと行った僕は、ウィアラさんに次女が1歳になりました、以後よろしくお願いしますと挨拶をした。
ウィアラさんは、あら可愛い女の子とジェニファーに声をかけてから、もちろん何かあれば気にかけとくわねと言ってくれた。
万が一迷子になったとしてもこの場所さえ覚えていればあとはウィアラさんが何とかしてくれる、という考えがあって先ずはここに連れてきたのだ。


じつは僕の考えと同じような人は結構いるもので、子供が1歳になると親がこの店に連れてくるのはよくあることなのだ。
先ずはこの場所を子供に教え込む。
そうすれば親は安心して子供を外に送り出せる。


そんな挨拶の後おすすめの料理を頼むと、ウィアラさんは僅かに眉を顰めた。
その顔は「家で朝ごはん食べさせてないの?」と言っているようだ。
僕はそんなウィアラさんに小さく首を横に振って否定し、娘が歩きすぎてお腹がすいたって言うんですと続けた。
ウィアラさんは少しだけ目を見開いたあとにっこりと笑い、沢山食べるのはいいことよと言って料理を持ってきてくれた。
あまりお腹が空いてない僕にはスープを、ジェニファーにはガゾパスタを…


ジェニーちゃんおいしい?

「うん、ちょーおいしい」

ちょーおいしいって…
どこでそんな言葉覚えるんだ?

「おねーちゃん」

ああ、トリスちゃんかぁ…
今度注意しとかないと…

「ねぇパパ。どうしておねえはジェニファーのこと“ジェンジェン”っていうの?」

…やっぱりジェンジェンって呼ぶことにしたんだぁ。
うーん、ジェニーちゃんは嫌なの?

「べつにいやじゃないけど、ジェニファーのこと“ジェンジェン”ってよぶのおねえちゃんだけだよ。パパとママは“ジェニーちゃん”だし、ジュリアおばちゃんもヒーシュコートもアニータちゃんは“ジェニファーちゃん”よ?」

うん、そうだね。
でもその前に、“ヒーシュコート”じゃなくて、“ヒースコート”ね?

「ヒーシュ…ヒース…コート?…むずかしい」

そうか、まあそのうち言えるようになるよ。
それで、お姉ちゃんだけが“ジェンジェン”って呼ぶからおかしいってこと?

「うん、いやじゃないけど、でも“ジェニファー”か“ジェニー”の方がかわいい」

“ジェンジェン”は可愛くない?

「うん、ちょっとね」

そうか、分かった。
じゃあパパからお姉ちゃんにお話しておくね?

「うん…おねえちゃんおこるかなあ?」

怒らないよぉ。
お姉ちゃんはジェニーちゃんのことが大好きだからね。

「ジェニファーもね、ジェニファーもおねえちゃんがだーいすきなの!」

そっかー、パパもジェニーちゃんのこともトリスちゃんのこともだーいすきだよ!

「ジェニファーもパパのことすきー」

でへへ〜🥰






その後はギート麦の種を農地に買いに行ったんだけど、そこでジェニファーに遭遇。
草むらでハーブを摘んでいる姿があまりにも可愛くてしばらく見ていたら、僕に気付いたジェニファーがこちらへとやってきてガーブ草をくれた。
ああ、ジェニファーからの初めてのプレゼントもガーブ草かぁ。
ベアトリスもそうだったなぁと思い出して、やけに嬉しかった。







自宅の庭にある畑にギート麦を植え終えた頃にはもうとっくにお昼を過ぎていて、学校を終えたベアトリスが森の小道へ行こうと誘いに来た。
もちろん断る理由なんてないから一緒に行くことに。


「ねぇパパ。どうしてわたしは深い森とか魔獣の森とかに行ったらいけないの?」

まだ子供だからねぇ。

「大人にならないとダメなの?」

そうだねぇ。大人になったら色んなダンジョンに入れるようになるねぇ。

「え〜、もう森の小道つまらないだよぉ〜。モンスターが弱すぎるんだよぉ〜」

ああ、ねぇ〜。


ベアトリスは1歳になった頃からカレーを食べ続けているので、同級生はおろか新成人よりはるかに強くなってしまっているのだ。
親の贔屓目が多少は入っているとは思うが、今騎兵選抜にエントリーしても優勝…もしくは準優勝くらい出来るんじゃないだろうかと本気で思っている。


じゃぁ今度、水没した遺跡に連れてってあげるね。

「ほんと?やったー、あそこ好きー」


水没した遺跡は限られた人しか入ることが出来ないダンジョンで、その限られた人の中には龍騎士である僕も含まれている。
そして、その限られた人が招待した人も入ることが出来るのだ。
もちろん、その限られた人と一緒に入るという条件付きで。
それにしても、もうすぐ3歳になるとはいえ、水没した遺跡が好きな2歳児って恐ろしいなぁ…


あ、そうだ。
あのね、トリスちゃん。
実はジェニーちゃんのことなんだけど…

「ジェンジェンのこと?」

うん、その“ジェンジェン”って呼び方のことなんだけどね、ジェニーちゃんが“ジェニファー”か“ジェニー”の方が可愛いから、大好きなお姉ちゃんにはどっちかで呼んで欲しいんだって。

「え〜?ジェンジェンってかわいいと思うんだけどなぁ」

そうだね、パパも可愛いと思うよ?
でもね、ジェニーちゃんは“ジェニファー”か“ジェニー”の方が可愛いって思うんだって。
本人が可愛いって思ってる呼び方で呼んであげた方がいいって思わない?

「うーん、そうだね。だってジェンジェンはかわいい子だから、かわいいなまえでよんであげたほうがいいね」

そうだねぇ。

「じゃぁこれからはジェニーちゃんって呼ぶことにするー」


トリスちゃんは偉いなぁ。
妹のために呼び方変えてあげるなんて。
トリスちゃんはとっても良いお姉ちゃんだねぇ。

「ほんと?わたし良いおねーちゃん?」

もちろんだよぉ、世界一良いお姉ちゃんだよぉ。

「やったー、いっちばーん」

うぇーい、いっちばーん!

「あ、パパ手出さないで、わたしぜんぶたおせるから!」

あ………はい。








その後は、ギート麦の種蒔きと探索でかいた汗をバシアス浴場で流そうとして、ならばジェニファーを連れて行こうと思い立った。
大きいお風呂は初めてだからきっと喜ぶだろう。


お風呂でさっぱりしたあとはプロポーズ記念日なので、プロポーズした神殿のアトリウムへ妻とデート。
結婚してから毎年この日は神殿のアトリウムでデートしているのだ。











そして、夜家に帰ってから子作り♡
実は朝もしたんだけど、授からなかったから夜にリベンジ。
別に慌てて作る必要はないけど、何となく意地になっていたというか…


来年の星の日に第三子、産まれます(///ω///)♡




















♬*.+゜♪♪•♬︎・。♪*+o♩♬♡♩¨̮⑅*






【中の人】


はい、第二子ジェニファーのお顔が判明致しました!
ほぼ奥さんのリカちゃんの要素で出来てますw
髪の毛の色はユーリくんと同じなんですけどね。
あとはリカちゃんですね。

まあ正確に言えばユーリくんとリカちゃんは眉がおなじ系統なので、眉もユーリくん似と言えるでしょうw

このジェニファーが次代、つまり七代目PCになります。

5系目のPCは初めてなので、今からもうワクワクしています。

今はこの髪型めちゃくちゃ似合ってるので変えませんが、成人したら髪型は変えようと思ってます。

実はジェニファー、顔が五代目ツェリちゃんの親友エマニュエルにそっくりなんです。
で、彼女は髪型7番。

つまり今のまま成長すると同じ髪型になるんです。

髪が金髪ならエマニュエルそのものw

やはり大好きだったエマニュエルを思い出すと未だにおセンチになってしまう。

顔を変えるつもりはないので、せめて髪型を変えよう…と。
ついでに髪の色も変えると思います。

PCは今まで同じ髪の色の子は1人もいないので、ユーリくんと同じ黒髪のジェニファーも成人したら変えようかなと思ってます。

そもそも、髪の色を変えてないPCは初代と六代目であるユーリくんだけなんだよねぇ。

まあ、そのことはもっと先、成人後のことになるので一旦置いといてw

ジェニファーのキャラなんですが、一言で言っちゃうと「食いしん坊のド天然」でいこうかとw

とにかくしょちゅう何か食べてる子で、ド天然の不思議ちゃん的な感じでw

一人称は今のところ「ジェニファー」

自分を名前で呼んじゃう系女子ですね!

そうなるとユーリくんと同じ“あざとい”子になりそうですが、ユーリくんと違ってジェニーちゃんは天然ですから。

ユーリくんは計算して“あざとさ”を演出してたんでねw


というわけで、七代目ジェニファーにいつ引き継ぐかはまだ未定ですが、皆様よろしくお願いします┏○ペコッ