ドイツの名指揮者、オットー・クレンペラー(1885-1973)のレコードが少し揃ってきたのでブログで書いていきます。
まずはベートーヴェンの田園(1957)。SAX2260。
コロンビアの初期ステレオ・シリーズです。ブルー・シルバー(通称アミコロ)と呼ばれる高価なレコードです。クレンペラーのベートーヴェンの交響曲は全てEMIのシール付きジャケで、ブルー・シルバーのスタンパーで集めるのが収集家の夢・・・。
多分自分はやりませんが。全曲集めると10万円は越えますね(;^ω^)。かっこいいレコードですが、最早演奏がどうのこうの、というレベルではない執着が生まれる世界です。業が深し。レコードの音質と演奏の組み合わせが無数にできる世界で、いいだすと切りがありません。
さて今回、自分が買ったのは盤面評価が低く、通常の半額ほどでした。第2楽章の後半に音が歪むところがあり、これかあ・・・と思いつつ聴き入ります。
早速しつこくレコードを洗うと歪みは無くなり、問題は無くなりました。ちょっとお得だったかもと感じた買い物でした。
クレンペラーの録音はCDで聴いていたものが多いです。この田園もそうです。CDだともっと角が立つので、レコードで聴くとだいぶん違った印象です。機械的な響きが消え、特にこのブルー・シルバー・シリーズは透明感、コク、爽やかさに優れ、魅力アップかと思います。後はサーフェイス・ノイズが我慢できれば問題なし?
↑、ブラームスの交響曲1番。こちらも第1楽章から。テンポが遅く、広がりのある演奏です。堅牢な構築性があります。




