艮の金神 |  ヒマジンノ国

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台風19号が通り過ぎました。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。m(__)m

 

 

このタイミングでこういうことを書くことは、少し問題があるのかもしれません。ただ、一応書いておきたいと考えてましたので、書いてみます。

 

宗教関係の話です。

 

かつてないような自然災害が起きています。

 

日本の神道系の神示では長らく、「世の立て替え、立て直し」ということをいってきているところがありました。「天理教」とか、「大本教」などです。これを神示として降ろしてきていたのは、「艮(ウシトラ)の金神」といわれる神様です(ウシトラは丑寅、つまり東北、鬼門を表しています)。

 

古事記には「国之常立神」、日本書紀には「国常立尊」と呼ばれていた神様のようです。神話では古代厳しい神則で他の神々を治めていた、大神様ということになるらしいですね。

 

しかし、その律法の厳しさ故、疎まれ、神々の反乱にあって、その座を追われ地に下ったとされます

 

その際、この神は体を引き裂かれたといいます。今日我々が元旦に捧げる鏡餅は、この神の「骨と肉」、雛飾りの草餅は「皮膚」、端午の節句のちまきは「髭と髪の毛」、七夕のそうめんは「筋」をあらわしているといいます。そして門松は「墓」の象徴であるといいます。

 

地に下り、本来正義の神であるこの「神」は地獄の一時的な管理者になったとのことです。これがいわゆる、地獄の閻魔大王」であるということになります。

 

そして封印された神であるこの「艮の神」が再び復権するとき、世の中は「悪」から「善」へと変わりゆき、その際に起こるのが「世の建て替え、立て直し」ということになります。自分は信者でもなく、少し大本教の文献を漁った程度ですが、この神の封印を解いたのが「大本教」だったようです。今から120年以上前、明治中期にこの「艮の神」が教祖にかかり、その神示を降ろしてきたといいます。

 

「三ぜん世界一度に開く梅の花、艮の神の世になりたぞよ。梅で開いて松で治める、神国の世になりたぞよ。」

 

「何れの教会も先走り、とどめに艮の金神が現れて、天の岩戸を開くぞよ。岩戸開きのあるということは、何の神柱にも分かりておれど、どうしたら開明になるという事は、分かりておらんぞよ。」

 

ところが第二次世界大戦の直前に、大本教は「国家神道」と対立したという事になり、弾圧を受けます。

 

その後、この神はいわゆる「宗教団体」というものを避け、新たに個人に神示を降ろすようになりますこれが「日月神示」(ひふみ神示とも)です。昭和19年から始まっているとされます(他にも個人に降ろされている神示は多数あるようですが、日月神示が一番有名かと思います)。

 

 

「ニニ(フジ)は晴れたり、日本晴れ。神の国のまことの神の力をあらはす代となれる、仏もキリストも何も彼もはつきり助けて七六(むず)かしい御苦労のない世が来るからみたまを不断に磨いて一筋の誠を通して呉れよ。」

 

その後、世の中は変化しましたが、遂に、1991年の10月10日に、国常立の尊は地上復権を宣言したといわれています。

 

「現れませる国常立の大神は

 世の大革正進めますぞよ

 

 大自然の力動具備し現れませる

 国常立の大神なるぞよ

 

 地の上の総てのものはよみ返り

 真一つの道に帰れよ」

 

人類文明が頂点に達した時、この神は、その人心の騒乱を完全に収めて行くといいますが、その際、人間の心の在りようによって、社会的な騒乱や、天変地異等が起こるとされて来ました。

 

あくまで噂の範囲を出ませんが、改革は2000年からといわれていたものが10年遅れているとされ、30年かかってされるといいます。「日月神示」には「かのととり」という記述が多く見られ、おそらく最後は辛酉(直近では2041年)になるのでは?などともいわれているようです。

 

 

そして2018年にまた新たな神示が出始めました。「大日月地神示」というものです。自分も読みましたが、どうも最近の現象はこの「神示」に書かれている通りに出ているように見えて仕方ありません。

 

この本の内容について、自分があれこれ書くことには抵抗があります。基本過去の文献と同じことが書かれています。初めて読んだとき「怖い」と思ったものです。

 

別に宗教の勧誘とかで書いているわけではありません読んでみて、最近の世の中の傾向に一番合っていると思えます。最近の自然災害などを見てもこの「神(最近では靈団としている)」のいう通りになってきているように見えます。

 

1996年に出た神示などには次のように書かれていました。

 

「常識が崩れておるぞ。暑い所が寒くなる、寒いところが暑くなる、雨が降る所に雨が降らん、異例なことや前例無きことばかりぞ史上初のできごとが、史上最高の、史上最低の記録が続出しておるぞ。この方の大掃除の知らせにまだ気づかんのか。今までと違うことが起きておるのは、今までと違う世界になる予兆でござるぞ。」

 

ヨハネの黙示録が世界的な出来事を描いているとすれば、この大日月地神示を読むと、人間の各個人の問題などをあつかっているとも思えますけども。まあ・・・これぐらいにしておきます。

 

興味のある方は読んでみてください。判断はご自身でお願いいたします。m(__)m