快晴2 |  ヒマジンノ国

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今日は良く晴れて、日差しもあり、散歩日和でした。暖かい、というほどでもないんですが、寒いわけでもなく、久しぶりに嬉しい天気でした。



新宿は人ばっかりで、どこに行っても行列ばかりでした。また、歌舞伎役者の中村獅童がちょっとした公開インタビューをしており、人だかりができていました。




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さて、本日の一枚は先日観た映画「ホビット、竜に奪われた王国」のサントラです。作曲は「ロード・オブ・ザ・リングス」でアカデミー賞に輝いた、カナダ人の作曲家、ハワード・ショアです。


このシリーズのサントラは初めて聴きます。面白かったので感想を書いておこうと思います。




二枚組みで、映画の展開を、オーケストラで、そのままなぞるようにした構成になっています。聴いていると、映画のシーンがフラッシュバックして蘇ってきました。


でも、おそらく普通の人にはちょっと難しい内容かもしれません。少なくとも、一度は映画を観て、内容を把握していないと、意味不明な音楽ですし、仮に知っていたとしても、音楽を聴いただけで、そのいいたい所が、ちゃんと一般の人に伝わるかは微妙だと思いました。僕も初めは、垂れ流しで聴けるかな・・・ぐらいの気でいたんですが、そうはいきませんでした。しっかりと向き合って聴く気がない限り、理解できる内容ではないようです。


ということで、サントラとはいえ、今回は真面目に音楽を聴いてみたのでした。


すると、どうでしょう。襟を正して、音楽を聴き始めると、リアルに映画のイメージが蘇ってきます。一枚目のディスクから、最初のトラック、「エレボールへの冒険 (The Quest for Eredor)」を聴くと、映画の導入部を思い出します。さらに6番目のトラック、「蝶と蜘蛛(Flies and Spiders)」ではビルボ・バギンズが指輪をはめ、姿を消して戦うシーンが、「音楽だけ」で描かれていていることに、僕は気付くのでした。(・・・しかし、この6番目のトラックの邦訳が、公式サイトで「ハエとクモ」になっているんですが・・・展開的にいうとおそらくこの「Flies」は、ハエ・・・ではなくて・・・蝶のことなんじゃないかと思います。多分。)


二枚目のディスクは僕には結構面白い内容でした。


冒頭の、エスガロスを描いた民族的な香りのする音楽から、サウロンの、恐ろしい悪の陰を描いた音楽が気を引きます。そして邦訳では「竜の眠る大広間(原題、Inside Infomatio)」となるトラック8からはかなりの迫力です。


特に財宝の山がキンキラと音を立てて崩れる音楽は、非常に視覚的なもので、自分も巨大な竜に奪われた、あのドワーフの城の内部にいるような気にさせてくれます。そして、巨大な竜、スマウグのテーマを聴いていると、目の前でその竜が暴れまわっているような気にさせてくれるのでした。


僕が映画館で感動した、イギリスのシンガー・ソングライター、エド・シーランの「I See Fire」も収められていて、満足です。全体で、二時間あまりの音楽で、大変なボリュームです。この音楽は、テンポはのろいですが、重厚な音楽による、神秘的な香りを散りばめた、ミドル・アースの、スープのようなのです。たっぷりと架空の世界に浸らせてくれます。


全部聴き終えると、各シーンが印象的に蘇ってきて、これぞ、まさに「シンフォニック・ポエム」だと思える内容で、悪くないな、と思ったのでした。