MASS EFFECT |  ヒマジンノ国

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長谷磨憲くんち


最近は映像作品で面白いSF作品がなく、ちょっと物足りない思いをしています。スター・ゲイトのアトランティスを観ていますが、本編からずっと観てくるとこちらも物語の基本パターンに慣れてしまって、ちょっと飽き気味です。比較的最近公開された映画「プロメテウス」も劇場で観ましたが・・・悪いとは思わなかったけど、もう一つでした。もう少し内容が詰まってれば・・・という感じでした。


それで・・・そういったドラマや映画で良い作品がないとすると、他にはやはりゲームで良いものがあるという可能性が高いです。というよりも最近はゲームのグラフィックやストーリーが映画ばりに充実していることも多く、ちょっと馬鹿にできません。


当然マイクロソフト社の「ヘイロー」なんかも面白いと思いますが、僕は一人称視点のゲームをするとゲーム酔いになる性質でして・・・。「ヘイロー・リーチ」はプレイしてクリアもしましたが、いつも吐きそうな思いをこらえてプレイしてました。他には任天堂の「メトロイド・プライム」なんかも良かったんですが、結局ゲーム酔いに慣れることができなかったために、1の「プライム」は何とかクリアしたものの、2の「ダーク・エコーズ」は途中でリタイアしました・・・。


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ということで今回はゲームの記事です。バイオウェア社による、三部作「MASS EFFECT」シリーズです。僕はこの会社のRPG,バルダーズ・ゲートシリーズが好きで以前自分のブログにも書きました。


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「MASS EFFECT」シリーズもRPGですが、バルダーズ・ゲートの舞台がD&Dを基礎としたファンタジー世界だったのに対し、今回は未来の銀河系が舞台です。全3作で完結し、内容は設定のしっかりした、SF映画のような展開になっています。ゲーム全体が「1」~「3」で一体の構成になっており、それぞれで完結していません。そのため何も知らず「2」や「3」からゲームを始めると全く意味が分かりません。もしこのゲームをやるのであれば、「1」から始めなければならないということになります。


またこのゲームは三人称視点でのプレイのため、僕はゲーム酔いにはならずに済みました。


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この作品の面白いところは銀河系を救うために活躍する、ヒロイックで映画のような物語と、よく作りこまれたキャラクター達が多数登場することでしょう。この会社が作るゲームのキャラクターはいつも中々の魅力で、力が入っています。今回も奇妙で面白い種族が多数登場します。そして、それらのキャラクター達との協力やロマンスがあったりして結構楽しいのです。


ストーリーは、銀河系で五万年前から続く、恐ろしい有機生物の絶滅の繰り返しを防ごうとする、人間を含む銀河中の種族達の抵抗の物語です。


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やっていて一番楽しかったのは「2」で、ストーリーは謎が謎を呼び、ゲーム的にも難しくなくあっさりと遊べました。一番問題が多いのはやっぱり「3」でしょうか・・・。「3」の場合ゲーム的というより、ストーリー的な問題でユーザーからはさんざんいわれているようです。特にラストのことですが・・・。

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このゲームのストーリー自体は本来難しいものでもなく、ハリウッドの大風呂敷を広げた娯楽大作風で、正直これぐらいが一番楽しいです。反面、良くできているとはいえ、設定やストーリーが隙だらけといえばその通りで、これはご愛嬌といったところでしょうか。でも僕自身は人を楽しませるならこれでも十分かと思いました。


長谷磨憲くんち

しかし・・・一応それなりに難しい設定も用意されています。ラストは有機生命体と機械生命体の軋轢的な難しいことをいって、物語を終わらせようとするんですが、思いのほか、無茶な終わり方をして多くのプレイヤーを怒らせてしまったようです。


でもまあ・・・僕はそれほど気にはなりませんでした。正直ラストも特に非難したいことはありません。SF映画でもひどい終わり方をするときがよくありますし・・・僕はそんなに驚きませんでした。途中経過が十分楽しめたので、満足してます。ただその分、この作品に期待していたファンが多かった、ということでしょう。


一作を終わるのにおよそ、30時間前後かかるかとは思います。三部作全部終わると総プレイ時間は100時間ぐらいでしょうか・・・。SFの設定が難しいと思う人には勧められませんが、好きな人には悪くないんじゃないんでしょうか?


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