ヨハネス・ブラームス、「ドイツ・レクイエム」。セルジュ・チェリビダッケ指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団。
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「悲しんでいる人は幸いである。彼等は慰められるであろう。
涙持って種まく人は、喜びの声をもって刈り取る。
種を携え、涙を流して出て行く者は、束を携え、喜びの声を携え帰ってくるであろう。」
第一楽章から。
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多くの苦しみはやがて浄化されて、新しい人生の船出の糧となる・・・。
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慰めに満ちたブラームスのドイツ・レクイエム。
これはミサ用の音楽ではなく、純粋にコンサート用に書かれた音楽で、「神の子羊」や「サンクトゥス」、「ラクリモーサ」等のレクイエムで通常描かれる音楽は、ここにはない。
何の力にもなれない自分ですが、僕は、多くの犠牲者と被災者に対してこの音楽を捧げます。
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・・・そして第四楽章から。
「この地上には、永遠の都は無い。きたらんとする都こそ、私達のもとめているものである。
・・・中略・・・
聖書に書いてある言葉が成就するのである。<死は勝利にのまれてしまった。死よ、お前の勝利はどこにあるのか。死よ、お前の棘はどこにあるのか。>」
(訳・西野茂男)
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苦しんでいる人々に、慰めと希望があることを祈りたいと思います。
